木星 2023/11/05-06
高気圧は遠くに去って後面の暖気が流れ込み相変わらず暖かい日が続いていますが夜になってからは雲の多い天気で時々訪れる雲の切れ間からの撮影となり間隔は不規則です。
11月05日20時24~31分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを60%スタック×9、RegiStax 6でWavelet処理
対流性の雲なので近くにあるとモヤモヤと揺れて像が悪くなりました。
1番白斑が左端かすかに見えています。
濃いフェストーンだけが目立つ面です。
11月05日21時44~51分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、4000フレームを60%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
1番が中央に来ました。
中央から長く伸びるフェストーンが目立ちます。北赤道縞の中は白い湧き上りが引き延ばされたラインがクリームサンドのように挟まっています。
11月05日22時46~47分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、4000フレームを60%スタック×2、RegiStax 6でWavelet処理
撮影開始してすぐ雲がかかってしまい枚数不足でガサガサな木星面です。
11月06日00時06~15分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=330、4000フレームを60%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理
大赤斑が見えてきたタイミングで広めの隙間が来ました。
北赤道縞中央で2日前ダブルで見えていた輝点が北側で繋がり明るい円弧となりました。
大赤斑の右に大きなリング暗斑が接近中です。
大赤斑左上の白い雲の領域では左奥に2つ新しい輝点が湧いています。
4番白斑は大赤斑の経度を抜け色付き白斑は半分が抜けた状態です。
撮影後はべた曇りとなり、相模湾方面から雨雲の北上が見られたので早めの撤収。
| 固定リンク | 0
コメント