木星 2023/11/09-10
夜に入って雲の多い天気で時々雲の切れ間から木星が見える程度でこのまま明日の悪天につながるのかと思われましたが22時過ぎて雲の切れ間が大きくなり始めたので望遠鏡を準備。
11月09日22時49分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
わずかな雲の切れ間から1枚ものでコントラストを上げたのでノイジーでガサガサです。
8番と1番の間の白斑の見えない面です。
11月09日23時44~56分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×12、RegiStax 6でWavelet処理
予想外に晴れ渡り雲も遠のき少し気流が安定。
1番白斑が見えてきました。
北赤道縞には明るい輝点は見られませんが引き延ばされた白い筋が幾本か見えます。
11月10日00時45~54分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理
予想外に晴れが続きました。今日一番気流の良いタイミングでした。
1番白斑が中央に、南極方面に赤斑が見えます。
1番白斑の北の暗斑列発生源近くではグレー縞から暗斑が千切れかかっているように見えます。
11月10日01時45~54分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理
北赤道縞左寄りの白い沸き上がり領域はダブル輝点が拡大したものです。まだ輝点が見えているので活動が続いています。
南赤道縞の中央付近に青黒い雲のベルトが見えています。
北半球中緯度のグレー縞中央に左上に伸びる雲が見えます。
一旦仮眠を挟んで2:30に起きてみると木星は庇にかかってしまっていました。
| 固定リンク | 0
コメント