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2023年11月 5日 (日)

木星 2023/11/04-05

3日連続の夏日でした。
今日は夕方から出かける予定があったので自転車は休業して不足気味の睡眠を充足させるために昼寝などして休養。
午後から薄雲が多くなり夕方頃はかなり厚くなって今夜の星見は無理かなと思いつつ安心して三軒茶屋に出かけました。
22時過ぎて帰宅したとき薄雲濃しに木星が見えていて望遠鏡をベランダに出すべきか迷っていましたが気象衛星の画像を見てしばらく薄れるタイミングがありそうなので思い切ってセッティング。
Jup_202311041404_1
11月04日22時59~08分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、20ms、Gain=340、4000フレームを60%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

望遠鏡が冷え切る前でしたが薄雲越しの木星像は安定して見えていました。昨日の最後の写真から少し進んだ面です。
北赤道縞の右寄りにはイナズママークの沸き上がり領域が見えています。全然薄れる気配がなく継続しています。その左中央付近には茶色の島状斑が楕円形に見えています。

Jup_202311041505_3
11月05日00時00~09分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、20ms、Gain=340、4000フレームを60%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

相変わらずの薄雲越しですが望遠鏡も冷えて良く写っています。望遠鏡を出した甲斐がありました。
北赤道縞中央の南縁はオレンジ色の雲でしょうか?。青黒い雲の下はこの色の雲が広がっているのでしょうか。北赤道縞の中は引き延ばされた白スジや青黒雲の沸き上がりがあって活動的です。
南半球は8番白斑と1番白斑の間の空白地で暗斑しか見えません。

Jup_202311041640_1_ir
11月05日01時37~42分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、642IR-BP、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、20ms、Gain=460、4000フレームを60%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理

薄雲が濃くなって通常の撮影が不可能になったので赤外フィルターに切り替えてどんなものか試してみました。
昨日の1枚目と同じ面です。フェストーンと青黒い雲がひときわ濃く、茶縞、グレー縞、暗斑などが黒っぽく写り白スジや白斑は白斑として写っています。

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