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2023年11月 2日 (木)

木星 2023/11/01-02

良く晴れていましたが帰宅が遅くなったので開始が遅れました。
望遠鏡をベランダに出してもすぐには外気温になじまないので夕食を食べて風呂に入りいつで寝られる体制を作ってから撮影開始。
Jup_202311011236_1
11月01日21時31~40分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

ちょうど大赤斑が中央のタイミングで気流もまずまず。
大赤斑を乗り越えるスロープは変わらず、そこから大赤斑の南に向けてラインが形成。このラインの流れはどっち向きなのでしょうか?
色付き白斑後方のグレー縞が大赤斑に巻き取られて南側を回って右に伸びる様子が良く見えます。
大赤斑の左上の白い雲の沸き上がり領域のうち右側がスロープの上に乗り上げ始めて形が崩れてきました。

Jup_202311011335_0
11月01日22時30~39分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

今日は5番白斑が縁取りの無い楕円形に見えています。
北赤道縞左寄りの白い輝点は昨日と同じくらいの明るさを保っています。

Jup_202311011521_2
11月02日00時17~24分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

イオの経過が始まりました。2日後の衝を控え本体が影の一部に重なっています。
北赤道縞に3か所白い輝点と伸びたラインが並んでいました。一番左は長期間続いているイナズママークの沸き上がり箇所です。

Jup_202311011620_0
11月02日01時16~23分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

イオとその影が重なりながら移動していきます。モニター上でリアルで見ていても影の形がまん丸ではなく見えていました。
イナズママークと左の茶色い島状班の距離が開いています。

Jup_202311011720_1
11月02日02時16~23分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

気流が悪くなって詳細が見えなくなりました。
イオの経過が終わりました。今回はイオの処理がうまくできています。

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