木星 2023/10/31-01
東西に広がる高気圧に覆われているものの東海沖の風のぶつかりによる雲域がかかり朝から曇り空。夜になっても曇っていましたが次第に雲が抜けて21時頃には雲の切れ間から木星が見え始めたので撮影開始。
10月31日21時34~37分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、7.5ms、Gain=350、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
雲域の近くでまだ気流が乱れ気味。
エウロパが経過中でその影がすぐ右に落ちていました。衝まであと3日。
10月31日22時33~38分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理
安定して見えてきました。
エウロパとその影が右に移動しました。
北赤道縞は白スジ雲と青黒雲が湧きたって活動的。
南赤道縞の南縁にはいくつか飛び出した暗斑が見えます。
10月31日23時32~39分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
エウロパが木星面を抜けました。
1番と左に2番3番白斑、左隅に大赤斑の輪郭が見えています。
長く伸びるフェストーンが見えます。
11月01日00時32~41分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理
11月になりました。大赤斑の面からスタートです。
大赤斑から右に伸びる縞はコブ状に連なっています。
南赤道縞の南縁に大きなリング暗斑が並んでいます。
白斑は2番3番4番の順に大きく見えます。
11月01日01時32~41分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理
大赤斑の北を越えた茶縞は緩いスロープ状に左側に下がって伸び始めています。
大赤斑の左側の2つの白い雲の沸き上がり領域は継続しています。
色付き白斑の輪郭が見えるようになってきました。中に模様も写っています。
色付き白斑の後ろに続くグレー縞の上端が大赤斑の南側に巻き取られて右に伸びる縞に供給されているように見えます。
北赤道縞は比較的静かな領域。
11月01日02時34~43分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理
5番白斑は相変わらず淡い状態。
北赤道縞左端の白い領域は拡大しています。
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