木星 2023/12/09-10
日中は青空でしたが夕方から上空に薄雲が流れて来ました。
今日も17時からスタートしましたが雲が濃すぎて撮影できず。薄まったタイミングを見計らって撮影に入りました。
12月09日17時47~56分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、25ms、Gain=380、2400フレームを60%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理
気流は悪くないのですが薄雲が濃くて光量不足のためシャッタースピード長く、Gain高くして撮影。
雲待ちしている間にガニメデが木星面から離れてしまいました。
北赤道縞の中央に横に伸びた青黒い雲が見えます。今日は中央付近が薄まって切れたように見えます。
12月09日18時53~02分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=350、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理
かなり光量が戻ったのでいつもの設定で撮影。
1番白斑が中央に来ました。
暗斑発生源の鎌首を持ち上げている部分に切れ目が入って暗斑化しかかっています。
北赤道縞左寄りの細長いフェストーンは今日も健在です。
12月09日20時05~14分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=350、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理
ガニメデの大きな影が落ちています。
右端に1番、左寄りに2番から4番の白斑が見えています。
12月09日21時01~04分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=360、4000フレームを50%スタック×3、RegiStax 6でWavelet処理
今夜は薄雲が晴れることは無さそうです。3ショットで濃い雲がかかりました。
大赤斑が昇り始めています。
左にエウロパが接近してきています。今夜は木星の周辺に4つの衛星が集結して狭い画角の中に納まるので全体を撮影してみました。
12月09日21時01分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=360、6000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
左がエウロパ、上にカリスト、右下がガニメデ、右上がイオ。
12月09日23時16~24分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=350、4000フレームを50%スタック×9、RegiStax 6でWavelet処理
エウロパが右端、その影が左端に落ちています。
大赤斑の左側には白い雲の沸き上がりが5か所ほど並んでいます。
北赤道縞左の方にイナズママークの湧き上りで白い輝点が目立ちます。
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