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2024年2月 8日 (木)

木星 2024/02/08

東に発達した低気圧は無く大陸の高気圧もそれほど優勢でもなく何となくな冬型が継続して穏やか。
しかし日没前から上空に薄雲が流れ込んで来ました。幸い木星撮影ができないほどのものではありませんでした。
Jup_202402080839_8
2月08
日17時35~44分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.1、15ms、Gain=320、4000フレームを60%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

昨日の続きの面で大赤斑が見え始めました。気流も昨日と同じくらい。
大赤斑の右に伸びる細い縞は木星面の右端まで続いています。
右端の5番白斑の左上に色付き白斑があり今日はグレーの雲の輪郭で見やすくなりました。結構大きくなったんじゃないでしょうか。
北赤道縞の北側がやせ細ったのか茶色の雲が取り残されています。

Jup_202402080935_8
2月08日18時31~40分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.1、15ms、Gain=340、4000フレームを60%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑が中央の位置です。南赤道縞の濃い茶縞が左側から回り込んで大赤斑の右に細い縞を伸ばしています。
大赤斑の右上の茶縞付近にリング暗斑があるようです。
大赤斑の南には7番と8番の白斑が並んでいます。

Jup_202402081035_9
2月08日19時31~40分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=450、4000フレームを60%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

ここでカメラがUranus-Cに変わりました。
撮影条件をNeptune-C IIと同じにするとGainを450まで上げないとヒストグラムの形が同じになりませんでした。
結果はNeptune-C IIよりも発色が良くなった感じです。
大赤斑後面の白い雲の湧きあがり領域は一頃よりも範囲が狭まったようです。

Jup_202402081131_6
2月08日20時27~36分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=460、4000フレームを60%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

庇ギリギリのタイミングです。たぶん後半は口径が庇により半欠けになっていた模様。でも気流が落ち着いていたのでそこそこ写りました。
北赤道縞の南側にいく条かの濃いフェストンが見えます。

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