土星と衛星レアの経過 2024/07/30
1:50起床。寝過ごしました。
今夜は衛星レアの土星面経過とその影が見える予報があったので少し早寝したのですが起きた時にはすでに影は土星面から離れていました。
それでも気を取り直してレアの経過だけでも写るかと試してみました。
以前テティスの経過が写ったのは土星の輪の影の上を移動していたという特殊な状況でしたが、レアは明るい土星面を移動するので写るかどうかは半信半疑。
7月30日02時34分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15.0ms、Gain=500、5000フレームを60%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理
土星面右下端にかすかな光点が写りました。確認のためWinJUPOSのシュミレーション画像が下。
やはり光点は衛星レアでした。
レアの直径は1500kmほどで土星で2番目に大きな衛星。平均の明るさ9.6等級なので土星面上で見えるのか疑わしかったですが土星の欠け際の背景の輝度が落ちたエリアに移動すると相対的に明るく見えて写ったようです。
2時21分から2時52分までの6枚を動画にしたのが下。
右端に近づくにつれて白く浮き出して見えてくるのが分かります。デジタルの力ですね。
この後土星面を離れると同じ撮影条件では写らなくなりました。輝度の落ちた欠け際だから写せたということです。
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