テティスの影と海王星 2024/07/22
2:30目覚めました。
南西の空にある満月の光があけ放った窓から室内に差し込んで明るく照らしていました。
さっそく起きだして土星撮影。今日も衛星テティスが土星面を経過中なので20日にははっきりしなかった土星面に落ちている影の撮影に挑戦です。
7月22日02時42分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、17.5ms、Gain=510、5000フレームを60%スタック×4、RegiStax 6でWavelet処理
快晴で薄雲無し。透明度が今一つですが夏の気流で安定していました。
シャッタースピードを変えながら何枚か撮影。これまで10000フレームで撮影に3分かかっていましたが衛星の影の移動が大きいので5000フレームにして撮影時間を短くしてみました。
1.5倍に拡大してあります。リングの南に見える縞の矢印の先にシミのような暗点が写っています。WinJUPOSのシュミレーション結果と位置も一致していました。この写真を見てから1枚目の写真を見ると影のある縞の部分が濃くなっているのが見えてきます。
これならテティスよりも大きい他の衛星ディオネ、レア、タイタンの影も撮影可能なのではないでしょうか。
気流が良かったので土星から少し東に望遠鏡を振って海王星を撮影
7月22日03時45分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、80ms、Gain=560、2000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
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