土星とテティスの経過 2024/07/20
2:40起床。
梅雨明け後もなかなか取れなかった上空の雲が今朝はようやく切れました。
梅雨明けといっても太平洋高気圧の中心は日本の南、北緯30度あたりにあって東北南部あたりまでしか覆っていないので日本海の前線から発生した高い雲が南に流れ込む毎日でした。
長いトンネルを抜けて11日ぶりの土星撮影。
7月20日03時26分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、17.5ms、Gain=510、10000フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理
夏の気流で安定していました。
今日の目的はテティスの土星面経過の撮影です。7月5日に偶然写っているのに気づいてから次回の経過時を狙って撮影しようと待ち構えていました。
そして今日3:20頃から土星面経過の予報がありました。
03:11~04:11まで10分ごとの撮影を7枚動画にしてみました。
土星本体のすぐ左側のリングの縁を小さな光点が右に移動していくのが写っています。やはり前回はまぐれではなく写るべくして写っていたのでした。
なお、テティスの右下、細い縞の上にテティスの影も落ちているのですが心の目を持って見ると何となく淡いシミのようなものがテティスの光点と同期して右に動いているようにも感じられます。が、気のせいでしょう。
この後火星を狙おうとしましたが火星はどんどん木星の方向に北へ移動してしまっているのでいつまでたっても日出時までに庇から現れてきません。
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