木星 2024/11/01
0時からスタートしたかったけど低い雲が南から流れ込んで全天を覆っていました。
わずかな隙間に木星が見える数回のタイミングで木星を導入しピント合わせして大きな切れ目の到来を待ちました。
11月01日01時03~06分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=440、4000フレームを50%スタック×4、RegiStax 6でWavelet処理
1時間後に来た雲の切れ目で4ショットだけ撮影できました。雲は対流性のもののようで気流は良くありません。
エウロパが木星面経過を開始したところでその影が右の方に落ちています。
エウロパの右下にかすかに1番白斑が見えています。
赤道域はたなびくフェストンの青黒い雲が漂っています。
11月01日02時00~07分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=430、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
低い雲の流れ込みは解消しましたが高い所の薄雲が邪魔し続けていました。気流は相変わらず安定しません。
エウロパは中央付近の1番白斑の北、南温帯縞の北辺にいるのですがほとんど同化してしまっています。
南赤道縞の中央やや右の北辺は白い雲の湧きあがり域で明るく見えています。
11月01日03時01~08分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=420、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
エウロパが輝度の低い右端に移動して白点として浮き上がって見えてきました。
視ない温帯縞は中央付近でぷっつりと途絶えその左側が広く空白域として見えています。
11月01日04時00~07分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=420、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
薄雲が消えて気流が少し安定しました。
大赤斑が左端に見え始め、2番、3番白斑が見えています。
北赤道縞の北辺は白斑の位置で北に盛り上がって見えるようになりました。北側が少し縮小し始めたのかも。
南赤道縞の中央は大赤斑あたりから右に黒い帯が続いています。
次の5時のタイミングでは庇による口径食が5割以上になっていて解像度が悪くボツ。
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