土星、木星 2024/11/04
前の晩、彗星撮影後に木星撮影に備えて望遠鏡を準備したついでに土星を見たら気流が良かったので撮影。
11月03日20時28分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、17.5ms、Gain=510、4000フレームを55%スタック×7、RegiStax 6でWavelet処理
輪を照らす太陽の高度が2.7度と低くなり輪からの反射光が減って暗くなりました。土星面を通る輪はグレーになっています。
0:00起床。
快晴が継続していました。すぐに木星を導入して撮影開始。
11月04日00時15~22分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=420、4000フレームを55%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
気流は安定していました。お隣のエアコン室外機も11月に入ってようやく停止しまたとない好条件。
1番白斑が右寄り、2番と3番白斑が左寄りに見えます。
南温帯縞の切れ目が中央付近で左に暗斑列となっています。
北赤道縞からフェストンが伸びています。
11月04日01時15~22分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=420、4000フレームを55%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
1番から4番の白斑が見えています。大赤斑も見え始めました。
南温帯縞の暗斑列は2番と3番白斑の中間ぐらいの経度で終わっています。
北赤道縞の南縁はフェストンの素となる青黒い雲が帯状に連なっています。
11月04日02時15~22分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=420、4000フレームを55%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
2番から5番の白斑が等間隔に見えています。4番5番は輪郭がはっきりしません。
大赤斑の南側を通過して右側に暗斑列が伸びています。
南赤道縞の茶縞は大赤斑を大きく回り込みその北側に白い雲の湧きあがりがあって右方向にずっと流れ出しています。
北赤道縞の南縁の青黒い雲の湧きあがりはずっと左側まで続いています。
11月04日03時14~23分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=420、4000フレームを55%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理
3番4番5番と7番白斑が並んで見えます。
北赤道縞の北縁から青黒い柱のような雲が赤道域に向かって並んでいます。
左端の南温帯縞からの暗斑列が大赤斑のすぐ南側に続いています。
北半球高緯度の中央付近に白斑が集中しています。
最後に火星を撮影して就寝。
11月04日03時31分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、7ms、Gain=400、18000フレームを60%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
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