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2024年12月11日 (水)

木星 2024/12/10-11

出勤してしまうと帰宅時には彗星時間が終わってしまっているので今夜は木星一本です。
Jup_202412101250_4
12月10日21時46~53分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=420、4000フレームを55%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑の面です。気流は今時の平年並み?よりも良さそうだったのですがお隣エアコン室外機の全力運転の振動をもろに受けて右上左下方向にブレた画像になりました。ガッカリ。 僕の部屋はこの時間でも暖房を使わずとも室温20℃あり寒さは感じません。お隣は秋になっても20度で24時間冷房運転していたのに今は何度設定の暖房運転なのでしょう?
北赤道縞中央の濃い茶色の島状斑が目立ちます。北赤道縞ではこれまでより白い雲の湧きあがり活動が弱くなった感じです。
南赤道縞の中央付近の北縁が明るく見えています。

Jup_202412101347_7
12月10日22時44~51分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=420、4000フレームを55%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

おとなり室外機は振動の小さい運転状態だったのでブレが目立たなくなりました。
大赤斑が中央です。大赤斑の下側の縁の赤が濃く見えています。
大赤斑の左側の白い雲の湧きあがりは活発です。
南温帯縞の暗斑列は大赤斑の南を通過しても形が残るようになりました。

Jup_202412101448_2
12月10日23時44~51分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=420、4000フレームを55%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

空一面ベールのような薄雲が広がって少し光度が落ちましたが気流はまずまず。
大赤斑の後方の面です。ここまでの3枚とも大赤斑の下側の縁の赤が濃く見えているので
北赤道縞は白斑が1つと中央付近の南縁に青黒い雲と右の方に白い雲がある以外はのっぺりとした感じです。

Jup_202412101547_5
12月11日00時44~51分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=44
0、4000フレームを55%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

薄雲が濃さを増してきました。
色付き白斑が左端に淡く見えてます。
南赤道縞と北赤道縞からのフェストンの量がほぼ均等に見えています。
北半球中緯度左端に見えてきた縞状斑は確実に横に伸びているようです。

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