木星と金星 2024/12/02-03
彗星時間の前の薄明の空で存在感を増してきた金星を撮影。
12月02日16時49分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、IR685、Uranus-C、SharpCap 4.1、6ms、Gain=240、16000フレームを60%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
高度は30度も無いですが気流が良さそうだったので試写してみました。IR685赤外フィルターで金星面の模様を狙います。
強いWavelet処理をかけてみました。何となく濃淡が浮き出ています。
木星は庇から抜け出す22時過ぎてスタート。
12月02日22時15~22分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=420、4000フレームを55%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
気流は12月とは思えないほど安定していました。
南赤道縞左寄りの例の白い雲が目立ちます。左側は雲の中心が白く輝いて新たな沸き上がりが起きているようです。
北赤道縞の中央右寄りの白い雲も湧きあがり始めで白く輝いています。その右上隣り合わせで濃い茶色の島状斑があります。
12月02日23時15~22分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=420、4000フレームを55%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
エウロパが木星面経過を始めその影が右側に落ちています。
南赤道縞の例の白い雲が中央で良く見えています。大赤斑に次いで目立つ存在になりました。左下に伸びた白い雲はエウロパの影の上あたりまで続いています。
12月03日00時15~22分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=420、4000フレームを55%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
南赤道縞の例の白い雲から伸びる雲は波打つように続いています。
3番白斑が中央でグレーの輪郭があって良く見えます。その左の4番は多分白さは同じでも輪郭が無い分目立ちません。
北赤道縞の中に濃い茶色の島状斑が2つ見えます。
南と北の赤道縞からのフェストンの量がほぼ同じに見えます。
12月03日01時14~21分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=420、4000フレームを55%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
大赤斑の右側にグレーの雲が巻き付いているようです。
南温帯縞からの暗斑列は大赤斑の南を通過したあと形が薄く細い縞になっています。
3番から6番の白斑が見えていますが4番が3番に近づいたため間隔が開きました。
北半球中緯度に大きな白斑が見えています。
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