木星 2024/12/12-13
冬型で寒気の流れ込みがあり冬の気流が予想されました。
木星を導入してピント合わせしてみたモニター上の木星は昨日と同じくらいの揺れでした。
12月12日21時39~46分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=420、4000フレームを55%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
南赤道縞の例の湧きあがりが中央を過ぎたところでした。相変わらず真っ白で激しく湧き上がっているようです。東西2つの湧きあがり位置は間が開いてきました。
南赤道縞からも太いフェストンが伸びています。
12月12日22時36~43分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=420、4000フレームを55%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
気流の悪さが安定しています。
大赤斑が見えてきました。
南赤道縞の中央付近の北縁が明るく見えています。
この面の北赤道縞には白い雲の筋や濃い茶色の島状斑が見られます。
12月12日23時37~41分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=420、4000フレームを55%スタック×5、RegiStax 6でWavelet処理
モニター上で木星の左上近くに暗い星のようなものが見えているなと思っていたら木星の影から出現中のガニメデでした。衛星の半分以上が食された部分食状態のタイミングです。
その上にはカリストの薄暗い姿。両衛星が木星近傍のこの画角で収まるのはとても珍しい。
そこでこのタイミングで撮影した連続10ショット(10分間)をコマ送りにしてみました。
三日月形に欠けていたガニメデが次第に木星の影から離れて円形に戻っていくのが見えます。
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