自転車キャンプツーリング

2009年11月 7日 (土)

荒川CR空っ風炸裂

11月3日(火) 4日目

6:30起床。昨夜結構強い雨が降っていましたが、起きてみると快晴で朝日が差し込んでいます。風向きも北西に変わりました。でも気温は一段と冷え込んで初冬の朝のようです。寒さにめげてしまったのか、今日は荒川CRを使った最短コースで帰ることにしました。
P50_20091103_073614 秋晴れ というよりは冬晴れの空
羽生でもケヤキの先っぽが色づき始めています。柿の実は豊作だった去年よりもグッと少ないです。涼しかった夏の影響でしょうか。




7:30羽生出発。市道~県32~川里~農道~県76~糠田橋~荒川CR
P50_20091103_084636 荒川CRに入り下流方向に走り始めると予想通りの100%の追い風です。時速30キロほど出すと風速と同じ速度になりほぼ無風に感じます。風を感じなくなると正面から浴びる太陽の光でぽかぽかに温まってきます。
今日は奥多摩から秩父の山並みがくっきりと見えました。奥秩父の山では昨夜雪になったようでうっすら白っぽく見えました。
帰宅後、ニュースでは赤城山や榛名山でも積雪となったと報じていました。1日ずれてたら大変なツーリングになるところでした。

~羽倉橋~志木~県36~ひばりが丘~都12~都9~多摩川CRで11:30帰宅。
結局志木でトイレ休憩しただけで一気に帰ってきてしまいました。

山沿い、峠道はつらいけど変化に富んでいて楽しいですね。逆にCRは距離は稼げますが単調な走りとなってしまいます。今回は前半感動後半ショボーンなツーリングでした。

走行時間:3h30m、距離:82.8km、AV.23.6km/h

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2009年11月 6日 (金)

渡良瀬川沿いに下る

11月2日(月) 3日目
5:00起床。今朝も買い込んできたカップそばをお湯を沸かして食べます。雨は止んでいますがどんよりした曇空。そばを食べながらラジオの天気予報を聞くと、曇りで夕方雨と言ってます。関東は前線が残って天気の回復が遅れているようです。予定では粕尾峠を越えていくことにしていましたが、雲が低く垂れ込めているのできっと霧の中でしょう。寒気も入ってきて寒いに違いありません。また今度の機会にいくとして、今日は素直に渡良瀬川を下ることにします。

6:30水沼駅出発。渡良瀬川左岸県道257~R122~桐生~
P50_20091102_060400 橋の下のテント
雨に濡れることがないのでフライシートはかけませんでした。夜中に寒冷前線が通過して渓谷を吹き降ろす強い風を受けてテントが大きくたわんだりしましたが、自分が重しとなっていたので吹き飛ばされることはありません。周りがコンクリートなのでフライシートをペグで固定できないので、最初からフライシートを使わなかったのは正解でした。

P50_20091102_063710 水沼駅前には避寒桜が咲いていました。
回避ルートにしたので時間的にかなり余裕です。前線通過で冷たい空気に入れ替わり、ウインドブレーカに手袋はめて冬装備で出発します。




P50_20091102_070012渡良瀬渓谷左岸の県道257
今日は平日で、朝からR122はダンプや巨大トレーラが狭い道をうなりを上げて走っています。R122は捨てて左岸の県道で下ります。1.5車線分くらいの道幅ですが車はほとんど通りません。ちょっと色づいた葉っぱを眺めながらトロトロと走ります。



P50_20091102_093158 河川改修工事の季節
館林の北、東武佐野線鉄橋から下流側が来年3月いっぱいの予定で河川改修工事のため通行止めとなっていました。これから年度末に向けて各地で工事迂回や通行止めになるんですよね。
東北自動車道の下流、グライダー滑空場あたりまで農道を繋いで走りようやくCRに復帰できました。


渡良瀬川CR~10:40渡良瀬遊水地(69.8km)
川を下るにつれ、明るかった曇り空に低い雲が流れ込んできて薄暗くなってきました。期待した北西風は全く吹かず、逆に東風が吹いているため桐生からはずっと向かい風。こんなはずじゃなかったのに。
P50_20091102_105004 谷中湖
月曜日は閉門されているので人がほとんどいません。
雲が垂れ込めて実に寒々とした風景です。





P50_20091102_110002 群馬栃木県境
谷中湖を周回する道を走ると県境を何度も通過します。
群馬、栃木、埼玉の県境が入り組んでいるためです。この自販機はギリギリ栃木県側の売り上げになります。




P50_20091102_110904 群馬埼玉県境
こちらは群馬と埼玉の県境。昔はここに県境となる川が流れていたのが遊水地に整備されて何の目印もなくなってしまったのでしょう。




渡良瀬遊水地~利根川CR~R4利根川橋~用水沿いの道~加須未来科学館~利根川CR~12:40羽生着。
栗橋あたりではポツポツ雨が落ちていました。実家に着くまでウインドブレーカと手袋は外すこともありません。昨日の陽気が懐かしいです。家では僕の早い時間の到着に「何かあったのか?」とビックリしていました。たまにはこんなこともあります。今日は何の山場のない走りだったなぁ。

走行時間:5h09m、距離:105.5km、AV.20.4km/h

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2009年11月 5日 (木)

赤城山の向こう側

11月1日(日) 2日目

3時頃目覚めるがまだ朝まで3時間もあります。無理に眠ろうとしてもムダなので、シュラフの中に入ったままICレコーダのラジオを聴きながら時が経つのを待ちます。それでも何度かうつらうつらと眠ったようです。
5:00起床。ガスバーナでお湯を沸かしてカップそばを作ります。そばを食べながらラジオの天気予報を聞くと夜に雨と言っています。雨が降り始める前にキャンプ地に到着してテントを設営してしまいたいところです。予定では足尾の銀山平を目標にしています。

6:10観音山キャンプパーク出発。高崎観音山~高崎市街~県25~
P50_20091101_063540 観音山に立つ大きな観音様が高崎市街を見下ろしています。
スタート直後キャンプ場から観音山を越えての急な登り坂は体が温まっていないのでとてもツライ。


観音通りを下り烏川の和田橋を渡って高崎市街地に入り県道25号線で北上します。

P50_20091101_065424 県道25号線
高崎から渋川まで一直線で結ぶ県道です。
渋川まで利根川CRを予定していましたが時間短縮のため使ってみました。日曜の朝早くなのでそんなに交通量も無く走ることが出来ましたが平日は苦労しそうです。
高崎市街地では電柱が無いため道路の風景がすっきりしています。

7:50渋川~R17~吾妻橋~R353~県36~中山峠~R145~今井峠(権現峠)
県道25号線のおかげで予定より早く渋川に到達。ここからは寄り道で三国街道の中山峠を越えていきます。
P50_20091101_090916 中山峠(715mくらい)
県道36に入ってからは予想だにしなかった急坂の連続でした。峠の途中でこのルートを取ったことを後悔し始めましたがもう手遅れです。R353からの標高差は500mほど。
峠部分は台地状で緩やかになっています。すぐ脇はゴルフ場の金網で全く風情なしでした。
地図によると上越新幹線はこの峠の地下の中山トンネルを通っています。

P50_20091101_092330 中山峠から少し下ると左手に小野子山が見晴らせる場所があります。実に広々とした風景です。






P50_20091101_093040 高山村本宿の旧道脇にあった道祖神
中山峠から高山村に下ると田園風景が広がります。標高600m近い高地で奥多摩湖よりも標高は高いのですが平坦な地形なので稲作が可能なのでしょう。




P50_20091101_095004 今井峠(権現峠 700mくらい)
高山村本宿のR145交差点まで下った後は今井峠に向けてゆるゆるとした上りとなります。こちらは標高差もそんなに無いので苦しまずに到着です。右手に大理石村ロックハート城という観光施設が現れるとまもなく峠です。朽ちかかった「権現峠」の大きな木の標識がありました。
今井峠からは利根川が作った峡谷に向けて標高差400m一気のダウンヒルです。

~10:00利根川にかかる鷺石橋を沼田側に渡ってすぐのコンビニで補給~R120~沼田市街が広がる段丘面まで急登。
ここの段丘崖は標高差が100mもあります。多摩川の国分寺崖線の比ではありません。

~県36~12:40県道の最高点通過
P50_20091101_104528 県道36号線は段丘上の沼田市街地から片品川沿いに段丘崖を下ってから川沿いにゆるゆると高度を上げていきます。ちょっともったいないなー。道の脇には真っ赤に色づいた食べ頃のリンゴなどが・・・。




P50_20091101_112620 根利の旧鈴木家住宅
薗原ダムへの道を左に見送り片品川の支流根利川を渡って南郷の集落に入ると車が渋滞しています。何かと思ったら日帰り温泉「しゃくなげの湯」の駐車場入り待ちの車でした。すごく混雑しています。
その先右側に茅葺屋根を発見したので立ち寄ってみました。1785年の竣工と推定されているそうです。100円で中を見学できるようでしたが駐車場のトイレだけ使わせてもらいました。
南郷の集落を過ぎると道は本気の上り坂が始まります。南郷から最高点まであと500m上ります。
P50_20091101_113942 根利川沿いの黄葉
標高が上がるにつれ周辺の木々が色づき始めました。目はきれいな風景で癒されているのですが足は苦労の連続です。午前中の中山峠越えの疲労がここに来てじわじわと出てきました。沼田市側最後の集落「根利」(利根町根利・・まぎらわしい)で標高800mくらい。あと200mちょっとです。


P50_20091101_123838 県道62号線のピーク
標高1020m以上あるのに峠の名前などはありません。ここから少し下ったところに沼田市と桐生市の市境があります。1000mからのダウンヒルなのに全く寒さを感じません。東京では夏日を記録したそうで北の前線に向かって暖気が流れ込んだおかげでしょう。


県62~R122~13:25渡良瀬渓谷鉄道水沼駅でおにぎり休憩。
P50_20091101_125742 岩下大橋
写真の奥から下ってきました。この新しく出来た橋を渡ると全長1281mの楡高トンネルとなるため旧道に逃れてます。旧道はトンネルのすぐ上を通過します。やれやれと思って旧道を下っていくと県道だった場所に植林されて道が消えていました。新しいトンネルと橋を作ったので旧道まではとても維持管理できないのでしょう。泣く泣く橋まで戻りトンネルに突入したのです。

P50_20091101_133724水沼駅には温泉施設があり今日はにぎわっていました。ここでキャンプでも良いかなとふと頭をよぎりました。でもまだ時刻は14時前。今日は約束の時間など無いので時間はたっぷりあります。





13:40水沼駅出発~R122~県345~渡良瀬川右岸の道~14:45草木ダム
P50_20091101_135412 花輪宿
R122は上り基調で交通量も多いのですぐに旧道に逃れます。






P50_20091101_144426 草木ダム
さっきまで晴れていた空に急に雲が広がり始めました。悪い予感がして携帯電話でレーダーをチェックすると14:40現在で群馬と新潟、長野県境方面にエコーがびっしり出ています。予報よりも降り出しが早そうです。ここから足尾まで残り15キロほど。とても雨の降り出しまでに到着できそうにありません。なんといっても標高差が350m以上残っています。ここは勇気ある撤退を決意しました。さっき休憩した水沼駅で温泉に浸かり渡良瀬川に架かる橋の下にテントを設営して雨をしのぐことにします。

草木ダム~R122~15:20水沼駅
自転車を渡良瀬川に架かる水沼橋の下に自転車を止めます。
温泉に入る準備をしているうちにポツポツと雨が降り始めました。危なかった。
P50_20091101_154342 温泉は水沼駅構内にあります(写真右手の建物)。下り方面のホームから跨線橋を通って上り方面ホームに入り口があります。特に駅への入場券は必要ありません。
温泉は1回500円。脱衣場のロッカーだけ100円取られました。もう今日はここに根っこをはやして一歩も動かない(動けない)ので温泉にのんびり浸かり、休憩所で夕飯も食べます。営業は21時までなのでもっとゆっくりできるのですが19:30頃橋の下に戻ってテント設営。

P50_20091102_060506 テント設営状況
水沼橋の橋脚のコンクリートの上にテントを張りました。下がフラットなので固い割には快適です。
川が近く、橋から落ちてくる雫の音、噴水も近くにあり水音が絶えることがありません。
雨の降り出しが早まり当初の目的地まで到達することが出来ませんでしたが温泉に浸かって汗を流し、夕飯は大盛御飯で満腹になり、テントは屋根付きで雨に濡れることは無くそれはそれとしてラッキーでした。明日の好天を祈りつつ、今夜も録音してあるラジオ音源を聞きながら21時には眠ったようです。

走行時間:7h10m、距離:125.6km、AV.17.5km/h

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2009年11月 3日 (火)

大田部楢尾再訪

晩秋としては暑さを感じる気候から一気に初冬の寒さへと天気と気温が激変した4日間となりました。ある程度予想はして出発したものの、11月1日は予想以上に早く雨が降り出し、2日は天気回復思わしくなく、中途半端な4日間のツーリングとなりました。

10月31日(土) 1日目

6:00出発。出発してすぐにヘルメットとサングラスをしていないのに気づき急いで家に戻ります。朝から大ボケですね。
気持ちを入れ替えて、多摩川CRにこぎ出します。
P50_20091031_071614 いつものキャンプツーリング仕様です。今回は雨の予報があるので折りたたみ傘も搭載されています。






~羽村~新奥多摩街道~東青梅~成木街道~吹上峠~都193~松ノ木TN~都53~小沢峠~名栗~9:50山伏峠~県53~R299~10:20秩父市街~R299
P50_20091031_104626 R299にある阿保バス停
荒川にかかる秩父橋少し手前のコンビニ駐車場そばにあるバス停です。読み方は分かりませんが僕には「アホ」としか読めませんが。




~赤坂峠(R299)~千束峠(R299)~小鹿野~県283~吉田~県284~林道城峰1号線~12:55石間峠(950mくらい)
P50_20091031_120034 林道城峰1号線
下吉田キャンプ場脇から県道284で阿熊川沿いに緩く上り始め横田倉集落を過ぎるとかなりきつい傾斜となります。
そして林道に入ると休み場の無い上りが続きました。2週間後にはこの林道を使ってヒルクライムレースが行なわれるそうです。



P50_20091031_125246 城峰神社入り口を過ぎると峠はまもなく。傾斜も落ち着き上ってきた谷間が見渡せる場所もあります。






P50_20091031_125412 石間峠
すぐ左には登山道があり1037.7mの城峯山山頂まではわずか80mほどの登りです。頂上には一等三角点と展望台があり360度のパノラマを見に行きたいところなのですが今日は高崎16時の約束がそれを許してくれません。



石間峠からは楢尾に向けて林道の下りです。さすがに標高1000近いので日陰に入ると寒さを感じます。途中で耐え切れずウインドブレーカと手袋を装着して冬仕様で下ります。
林道上武線~林道太田部峠2号線~13:10楢尾
今日もあまり時間がありませんがムツさん宅を訪問します。
P50_20091031_131516 前回訪問したときは気づかなかったのですが、ムツおばあさん宅へ100米の案内板がありました。






P50_20091031_131630 集落内の石垣に囲まれた坂道を上るともう1ヶ所案内板がありました。訪れる人のために地元の人が建ててくれたのでしょうか。テレビではこの石垣の石は下を流れる神無川の川原から担ぎ上げて積み上げたものだそうです。標高差250mもある所を人力で大変なことだったでしょう。



P50_20091031_131824 ムツおばあさんの家の前の石垣
石垣の上のカメのようなものが途切れたところを左に入ると正面の入り口です。なぜだかジーンとしてしまい危うく涙をこぼしてしまうところでした。




P50_20091031_132026 せどの畠です
ムツおばあさんが家を留守にするときに行き先を書いた石板が残されています。畑で倒れられたその日に書かれたものでしょう。




P50_20091031_132106 ムツおばあさん宅
今は主をなくして無人となってしまい傷みが目立ちますが訪れる人が後を絶たないのでしょう。訪問者ノートには毎日訪れた人の書き込みがあります。縁側には夫妻の写真などが飾られていました。



P50_20091031_132806 石のテーブルのそばのもみじはまだ色づく前でした。暖かな日差しが差し込んでいてお茶でも沸かしてゆっくりしたい気分ですが16時の約束が頭をよぎります。





13:30楢尾出発。約束の16時まであと2時間30分です。もう寄り道無しで高崎を目指します。幸い鬼石までは下り基調なので距離が稼げます。
県331~太田部橋~R462~県13~県41~県173~県30~県71~16:00観音山キャンプパーク着。
P50_20091031_160212 高崎市観音山キャンプパーク入り口
キャンプ場は高崎山の中にあり、最後の2キロアップダウンでヘロヘロです。ゲートから管理棟までがまた急坂で死体にムチ打つ仕打ち。自転車キャンプツーリングは最後の詰めがつらいのです。
管理棟前に自転車を停めてあえいでいると管理人さん(電話予約のときにしゃべった人だった)が出てきてご挨拶。
管「しいたけさんですね。早かったですね。17時くらいになると思ってましたよ。」
エェーッ!。必死に16時に間に合わせたのに遅れても大丈夫だったの?。まぁいいや。明るいうちにテント張れるし。
さっそくキャンプ場使用許可書なる高崎市教育委員会教育長の角印付きの用紙に記入し利用説明を受けます。確か温水シャワー3分100円があったはずなのに説明してくれないので聞いてみたら・・・何と夏休み期間中のみ利用可能だそうで(泣;)。テントを張り終えた後、タオルを持ってトイレに行き水道の水で濡らしたタオルで全身をゴシゴシ拭いてさっぱりさせました。
P50_20091031_164258 テント設営状況
テント1区画1100円。テントサイトは林間にあり地面は小石が敷き詰めてあってマットが薄いのでやや寝心地悪しです。
場内にはジュース自販機1台のみで食料等の販売は無し。高崎山に入る前にコンビニで食料を調達してきて正解でした。もし買出しに行くことになったらもう一回泣くことになったでしょう。
お茶を沸かして夕食を取り、18時にはやることがなくなりました。持ってきたICレコーダに録音してある拓郎のオールナイトニッポンなど聞きながら20時前には寝てしまったようです。

走行時間:8h29m、距離:171.48km、AV.20.2km/h

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2009年10月31日 (土)

6:00出発

5:00起床。外は真っ暗だけど快晴の朝。そんなに寒くは無い。
自転車に荷物をくくりつけて出発準備完了。

最新の予報では日曜日夜から雨に変わりました。
夜の雨なら走行に関係ないです。やっぱり2日の雨がいつ止むかがポイントのようです。

出発してしまえば臨機応変に。ロールプレイングの始まりです。
ではでは。

6:00出発。多摩川CR~

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2009年10月30日 (金)

赤城山の向こう側を見てくる

関東地方だけ雨マークの無かった天気予報が今日になって変わってしまいました。
予想される気圧配置は変わっていないのですが、後ろに控える寒気がこの秋一番の強さのようで秋が3段くらい一気に深まるようです。
でも土日一杯は天気が持ちそうだし、関東で天気の悪い2日は後半回復傾向であり下りで追い風コースにしてあるので、ある程度の雨は100円カッパで乗り切れると読んでいます。それにこの日は羽生の実家に転がり込むのでどうなってもいいのです。

9月は榛名山の向こう側にある八ツ場ダム建設中止で揺れる川原湯温泉方面を廻ってきたので、今回は赤城山の向こう側を廻ってきます。
Map20091030 4日間のコース
日本海側は1日後半から荒れてくるので、中央分水嶺は越えず、その内側を周回します。
31日:自宅~青梅~秩父~楢尾~鬼石~高崎
1日:高崎~渋川~子持村~赤城山の向こう側~渡良瀬渓谷~足尾
2日:足尾~粕尾峠~栃木~渡良瀬遊水地~羽生
3日:羽生~利根川、江戸川CR~湾岸~多摩川CR~自宅
2日の天気がもっと悪化した場合は粕尾峠は捨てて渡良瀬川沿いに下る回避策もあります。
今回は珍しく高崎ではキャンプ場を予約してあります。予約しなくてもこのシーズンはガラガラのはずなんですが、公共のキャンプ場だったので手続きが必要なのです。
しかもチェックインは16時までという時間制限付き。夜はチェーンでゲートを封鎖だそうでゆっくり温泉に行くこともままなりません。パンクやメカトラブルがあれば絶対間に合わないのでその旨は管理者に伝えてあります。
どんな風景が待っているのか楽しみです。

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2009年9月28日 (月)

定峰峠を越えて秩父を後にする

9月23日(水) 4日目

5:10起床。もう今日で連休もお終い。家に帰らなくてはなりません。今朝も雲っているのでなかなか明るくなりません。でもテントが濡れていないので助かります。
6:20薬師の湯出発。起き出したばかりの4人組みのキャンプツーリングの人達に御挨拶してお先に出発です。
県37~三峰口駅~秩父鉄道に沿った道~R140~秩父市街~県11~
P50_20090923_062116 薬師の湯
昨夜のうちにパンク修理しておいたので時間ロス無く出発できます。これが朝起きたらパンクしてた・・なんてシチュエイションだと思いっきり凹みます。




P50_20090923_062452 近藤酒店
薬師の湯から県37をわずかに南下すると三叉路のところに古い洋館風の建物があります。3階建ての塔のような建物の1階部分には「近藤酒店」と右から書かれてあります。
かなり良い雰囲気です。



P50_20090923_065110 三峰口駅
このあたりは秩父に来るといつも通る定番のコースです。三峰口駅の駅舎は木造で良いのですが、左手のコカコーラの看板が雰囲気をぶち壊しています。こんなでかい看板立てなくてもコカコーラを飲む人は飲むし、飲まない人は飲まないのだから効果無いと思うのですが。


P50_20090923_071124 道の駅荒川村近くの蕎麦畑
あちこちに蕎麦畑があり、白い花をつけています。






P50_20090923_073848 意思表示する道路
秩父市街のR299に合流する手前の細い路地を走っているとありました。これは珍しい道路標示です。普通は命令形「止まれ」ですがここでは「止まる」と道路が意思表示しています。




P50_20090923_085338 定峰途中
朝のうちは雲が低く定峰峠の登りでは雲がかかって見晴らしが利きません。この峠を越えてしまうと今度の旅は淡々と走りきるだけとなります。




9:00定峰峠(36.2km)~県11~東秩父村~東秩父村の県11脇のトイレで休憩(51.6km)。
P50_20090923_094140 タイヤの寿命
東秩父村の県道脇公衆トイレで休憩。ふと前輪を見るとタイヤから毛が生えてるではないの。良く見るとトレッドが磨耗して内側のケーシングがほつれてはみ出しています。この状態であとどれくらい持つのでしょう。
    
タイヤチェックしていると珍しく女性の声で「キャンプですか。自転車見せていただけますぅ?」と声をかけられます。
どうぞどうぞ(^^)。お相手はウェアをピシッと決めたロードに乗っている妙齢の女性でした。僕が走ってきたキャンプツーリングの話でちょっと盛り上がりうっかり写真まで撮られてしまいました。お話を伺っているうちにママさんサイクリストであることが判明。彼女は昨日まで王滝でレースしてきて筋肉痛なので疲労回復には自転車かなとかおっしゃります。「ワタノで検索すれば出てますので見てください」と言って颯爽と定峰方面へ走っていかれました。帰ってから検索してみますか。

さて、頭を前輪タイヤに戻して、自宅までは残り80キロくらいはあるはず。それまでこのタイヤで走りきらねばなりません。急ブレーキや悪路、ダートは禁物です。なるべく後ろ重心にして一定の速度で走るように心がけます。

小川町~R254~東松山~県345~県33~荒川CR~12:20羽倉橋(107.5km)~志木~県36~ひばりが丘~都12~都19~
今日の荒川CRは走った全区間に渡って羽蟻が発生していました。場所によってはコース上で渦巻いていたりするのでその中に突入するとカラダの前面に羽蟻が付着します。
P50_20090923_135124 いつも引っかかる踏み切り
京王線調布駅の西を通る都道19号武蔵境通りの踏切です。ツーリング帰りの僕はいつもこの踏切で電車待ちに引っかかります。





~多摩川CRで14:20無事帰宅。
荷物を解いてキャリアを外し、フレームやスポークの汚れをフクピカできれいにします。峠越えをしてくると雨に降られなくてもVブレーキの削れた黒いコナやホコリで結構汚れています。そして何とか持ちこたえた前輪タイヤは引退させ(記録によると9100kmほど走りました)後輪タイヤ→前輪にシフト、後輪に新品タイヤを履かせました。

後日、「ワタノ」さんを検索してみるとすごい人であることが判明しました。9月の王滝のMTB42kmクラスで表彰台の一番高いところに立って商品を抱えていらっしゃいます。過去の実績も常に上位入賞。TBSのTVにも出たことがあるみたい。あーあ、サインでも貰って置けばよかった。

走行時間:6h28m、距離:143.5km、AV.22.1km/h

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2009年9月27日 (日)

塩沢峠越え

9月22日(火) 3日目

5:10起床。斉田休憩所でのキャンプは3回目。ここは近所に住宅地があるため早朝散歩を楽しむ人たちが結構います。いつまでもテントを立てておくと迷惑なので人通りが出来る前にさっさと片付けてからベンチで朝食にします。今朝は上空を雲に覆われているおかげで冷え込みも無くテントは朝露に濡れていません。二日続けてラッキーです。
5:50ベンチでガスバーナでお湯を沸かしていると予想通り散歩の人たちがやってきます。皆さん明るく挨拶をしてくださいます。こちらも怪しい奴と勘違いされたくないのでかなり愛想よく挨拶を返します。
昨夜は走行コースを考えているうちに寝てしまっていたので朝食を食べながら地図を覗き込んで再検討します。ここからなら下るか上るか。あと二日間しかないので南下しながら上る方針にします。最終日は早めに自宅に着いて装備をメンテしたいので、今夜は短めの距離を残した場所でキャンプしたいところです。キャンプ地は大好きな秩父盆地内として今日は峠越えして秩父に入るコースとしました。

6:30斉田休憩所出発。利根川CR(玉村渋川CR)~高崎伊勢崎CR~烏川柳瀬橋~県13~7:30道の駅藤岡(19.9km、休憩)
藤岡から秩父のルートは神流川沿いに鬼石に進み杉の峠で長瀞あたりに入るのが楽なのですが、それでは早く着きすぎるので今日は御荷鉾スーパー林道を越える塩沢峠を目指します。

~県30~鮎川橋~県173~金井~県175~県71~県177~会場
P50_20090922_075858 8:00白石稲荷山古墳
鮎川に沿った県道173を南に向かって走っていると右手に丘状のものが見えてきます。5世紀前半の古墳だそうです。形は前方後円墳で円墳部分の高さは13.5mもある大きなものです。




P50_20090922_093054 9:30鹿島神社(39.4km)
県道177は渓谷に変わった鮎川と一緒にゆるゆると高度を上げて行きます。標高はまだ260mくらいです。
県道177沿いの上日野にある鹿島神社でちょっと休憩。境内の山にはリアルな男像と女像が祀られておりました(*^o^*)
県175はこの先鮎川を渡ると急に県71に変身します。そしてゴルフ場を過ぎると鬼石から来た県177になります。県177に変わると鮎川の谷が狭くなると同時に道幅も狭くなり高度を稼ぎ始めます。
P50_20090922_105330 県道46合流(52.0km)
10:50会場というところで甘楽町から上ってくる県道46号線と合流します。この付近で標高770mくらい。塩沢峠まではあと300m上りです。一緒に標高を上げてきた鮎川ともこの先でお別れです。



~県46~塩沢峠(59.2km、1073m)~万場(67.7km)
P50_20090922_114334 御荷鉾スーパー林道との合流
塩沢峠まではあと1キロくらい。合流点を過ぎると峠を前にして道は下り始めました。せっかく稼いだ標高を吐き出させられてまた上り返しかと思っているとそのまま塩沢峠に着いてしまいました。
県道46号線の最高点は塩沢峠ではなく御荷鉾スーパー林道との合流点付近だったのですね。標高1140mくらいになります。

P50_20090922_114634 11:45塩沢峠(59.2km)1073m
峠からは南側の神流町や秩父方面が見晴らせますが今日は曇りがちで見通しが良くありません。買っておいたおにぎり1個を食べボトルに残っていたわずかな水を飲み干して万場に下りはじめます。

万場側の下りは路面の悪さもありますが急傾斜の連続でした。とくに栗木平という集落を過ぎて塩沢川に沿って下り始めると例のタコの吸盤舗装が出現します。とてもこちら側からは上りたくないですね。

P50_20090922_121826 12:18万場のR462合流(67.7km)
急傾斜の悪路面の下りでブレーキングし続け手首が痛くなってしまいました。万場の標高は340mくらいなので8.5キロで740mの下りです。
R462の路面の何ときれいに感じることでしょう。近くのバスターミナルでトイレと水補給して休憩です。今回は秩父の地図は持っていなかったのでバスターミナルの観光地図をカメラに収めて今後の案内とします。
ここからは神流湖の対岸にある秩父の太田部楢尾集落を訪ねます。
Map200909222 楢尾から太田部峠を越えるルート
R462~太田部橋~県331~林道太田部峠2号線~楢尾集落~太田部峠~林道太田部峠1号線~沢戸~県363~





P50_20090922_131032 太田部橋
神流川が下久保ダムで堰き止められて出来た神流湖の上流部にかかる橋を渡ると埼玉県秩父です。太田部楢尾は群馬県側に面した斜面にある集落です。




P50_20090922_133804 楢尾のテーブルと椅子
13:30楢尾集落(79.4km)。標高500mくらいの傾斜地に数戸の民家が点在しています。今の住人は5人だそうです。
小林公一さん・ムツさん夫妻が植えられたモミジや花木、テーブルと椅子が残されています。



P50_20090922_135828 太田部林道ねこ
楢尾集落からさらに上っていくと、林道の脇でねこが丸くなっていました。このあたりには人は住んでいないはずです。どこからかきた流れねこでしょうか?




P50_20090922_142110 太田部峠(780mくらい?)
林道太田部峠2号線は林道上武線と合流して終わり、林道太田部峠1号線までの区間に林道上武線のピークがありますが太田部峠としての碑などは見当たりません。写真はピークを過ぎて太田部峠1号線との合流点です。ここから吉田に下ります。



P50_20090922_143300 沢戸集落
林道の半納集落途中から斜面に張り付く沢戸の集落が見えます。奥多摩の奥集落や峰集落ほどの標高はありませんが500m前後の高地です。




P50_20090922_143910 半納集落
林道は半納集落のなかを通過していきます。この集落も斜面に形成されています。写真は集落内を通過して見上げたところです。




15:00上吉田(94.1km)~県37~道の駅龍勢会館休憩~赤平川沿いの道~R299~小鹿野
小鹿野といえばわらじかつ丼。先月お盆のときのツーリングでは混雑していたので店にたどり着きながらパスしていたので今回は絶対食べたかったのです。夕方の営業は17時からなので時間調整のため小鹿野市街を周回して開店を待ちます。
P50_20090922_171424 安田屋のわらじかつ
夕方17時開店時間と同時に入店して注文。サッと食べて暗くなる前に薬師の湯までたどり着く作戦です。今日は峠区間でろくなもの食べていないので余計うまく感じます。




17:30安田屋出発~県37~
安田屋を出て自転車にまたがると前輪がやけにクッションが良くなっています。指で押してみるとペコペコです。どうやらスローパンクしているようです。ここで修理していたら暗くなってしまうので空気注ぎ足し作戦で進むことにします。一応インフレータでパンパンになるまで空気を入れて走り出しますが徐々に空気が抜けてしまいます。途中2回ほど空気を入れながら17:50道の駅両神温泉薬師の湯着。
パンクの修理は後回しで温泉600円に浸かり汗を流します。
P50_20090923_053538 道の駅両神温泉薬師の湯の駐車場でキャンプ
今年のゴールデンウィークのツーリングでも利用しています。温泉が20時と早めに閉店するので夜はゆっくり出来ます。
この日は珍しく自転車キャンプツーリングの4人組がバイク駐車場でテントを立て焼肉パーティーをしていました。輪行で諏訪まで行きR299を走って麦草峠、十国峠、志賀坂峠を越えて2日目の夜だそうです。輪行かぁ。今年も自走ばっかりだなぁ。

パンクは温泉閉店後、ジュースの自動販売機の明るい照明の前でチューブ交換しました。夜中に近所の家の犬が何かに吠えていましたが、その声が山にこだまして響き渡っているのを夢の中で聞いていたような気がします。

走行時間:7h32m、距離:124.4km、AV.16.5km/h

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2009年9月26日 (土)

須賀尾峠越え

9月21日(月) 2日目続き

弁天橋で吾妻川を渡ってR406で須賀尾峠を越えます。
Map200909212 今日後半の峠越えルートです。







P50_20090921_095102 弁天橋を渡った所にR406の案内があります。ここはまだ国道区間では無いようです。橋からは急なのぼり坂が始まります。






P50_20090921_095250 ここにも586mライン
上り始めのところのフェンスに586mライン標識がありました。






P50_20090921_100328 道路幅員増加の警戒標識??
R406の始めは1車線道路ですが途中から高規格な2車線道路に変身します。
通常、警戒標識は幅員減少のときにありますが、ここはその逆のものがありました。生まれて初めて見たような気がします。何かの間違いでしょうか。


P50_20090921_102408 草津白根方面
上るにつれ草津方面の展望が広がってきます。交通量もほとんど無く静かにマイペースで走れます。





P50_20090921_102834 川原湯方面の展望
中央に湖面3号橋(R143)、右手に湖面2号橋(県道)の工事中の橋脚、さらに右手に打越地区の造成地が茶色く小さく見えます。もしダム建設されるとここに細長いダム湖が横たわっていることになります。



P50_20090921_105048 須賀尾峠(1038mくらい)
10:45須賀尾峠(45.1km)に到着です。大きなRを描く九十九折れを上りきると峠に達し長野原町から東吾妻町に入ります。峠は尾根を乗り越える形で見晴らしはありません。小さなお地蔵さんがちょっと高いところに座っていました。
さすがに標高1000m越は日差しがあっても肌に当たる風は冷たく感じます。ウインドブレーカを着込んで須賀尾地区に下り始めます。
P50_20090921_105800 峠から先の東吾妻町側の国道は旧規格な時々センターラインも無くなる3桁国道の姿に戻ります。交通量がほとんど無いので快調にダウンヒルをしているとこの看板に出会いました。
「おとせスピード・おとすな化粧」。うまい!、うますぎる標語です。思わずブレーキングして通過したところを上り返して記念撮影です。こんな人家もまだ無い峠道の上のほうに置いておくにはもったいない看板です。きっと名のある地元の識者の作なのでしょう。
P50_20090921_111554 須賀尾地区の風景
11:15峠を下りきると狭いながらも温川沿いに広がる田園地帯が現れました。あぜ道にはコスモスが咲き、黄金色に実った田んぼでは稲刈りが行なわれています。吹く風にのってキンモクセイの香りが漂い秋の風情をしばし眺めます。



R406~12:00萩生峠~
P50_20090921_120618 萩生峠(675mくらい)
R406は成瀬の丁字路で右折。ここからちょっと予想外だった峠越えが隠されていました。緩いながらも成瀬から標高差170mほどの上りでした。高崎方面はずっと下りだと思い込んでいたので精神的にはそれ以上の峠に感じてしまいます。峠にはつぶれてしまったドライブインが残っていてそのドライブインの名前から峠名を知りました。
ここを下ると高崎市(元 倉渕村)です。
倉渕~R406~県33~
P50_20090921_124258 田んぼの中の巨石
倉渕に下りR406から県33に右折して地蔵峠を目指します。県道に入ってすぐ左側の田んぼの中に巨石が突き出していました。その頂上には小さな祠があります。ずっと昔からこの巨石は動かすことが出来ず神様になってしまったのですね。



13:30地蔵峠(78.6km)~天神トンネル~
P50_20090921_133600 地蔵峠(692m)
地蔵峠の東側は展望が開けています。峠には名前のとおりお地蔵さんがちょっと高いところに鎮座しています。





P50_20090921_142514 天神隧道への道
地蔵峠を下ると松井田までにもう一つ小さな峠があります。現在は天神トンネルで抜けているのでたいしたことは無いのですが、せっかくなので旧道に入り込みました。
旧道はすでに廃道と化しており倒木が行く手をさえぎります。路面にはまだ黄色いセンターラインが見えますので使われなくなってからそんなに経過していないと思われます。
そしてこの先にあるはずの天神隧道は土砂を盛り上げて入り口を埋められていたのです。
旧道から戻り天神トンネルに入った途中でサングラスをかけていないことに気づきました。旧トンネル探索のとき外してどこかに落してしまったようです。急いで戻って探すと前回自転車を止めた旧トンネルの前にありました。やれやれ。

松井田~R18~高崎市街~県12~
今日のテントサイトはもうココロの中では利根川CR斉田休憩所に固まり始めていました。そうなると問題は風呂です。前橋市内の利根川CR近くの銭湯千歳湯を知っているのでそこを目指します。
P50_20090921_161434_2 16:10前橋市江田にあったのスーパー銭湯ふろ一休(121.2km)で入浴
県道12号線を高崎から前橋に向かって走っていると染谷川の橋を渡った右側に偶然スーパー銭湯を発見。何の躊躇も無く駐輪場に滑り込みます。入浴料500円。露天風呂は鴨川沖から取り寄せた海水風呂。せっかくさっぱりしたのにまた自転車で走るのはいやなのですがしかたありません。真っ暗になる前に斉田休憩所にたどり着きたいので長居は出来ません。
17:00ふろ一休出発~県12~県13~利根川CR~17:45斉田休憩所(133.6km)
日没時刻を過ぎ薄暗さを増していく中、汗をかかないような絶妙な運動負荷でペダルを回し何とか到着。でもまだ夕食を食べねばなりません。仕方なくライトを装着して夕食を食べに玉村町の県40を往復。
19:00休憩所戻りにテント設営。
P50_20090922_052836 斉田休憩所でのテント設営状況(翌朝撮影)
夜、天気予報を聞くとあと2日間関東では雨は降らない予報に変わっていました。なーんだ!信じて損したー。これで明日からのコースを考え直さなくてはなりません。薄暗いヘッドランプを頼りに地図を広げてコースを検討しているうちに今夜も21時頃には寝ていたようです。


走行時間:7h50m、距離:139.1km、AV.17.7km/h

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川原湯温泉のいま

9月21日(月) 2日目

5:10起床。秋になると朝方の冷え込みでテントに露が降りて濡れ、撤収時にふき取ったりして面倒なのです。今朝はこの秋一番の冷え込みで日光戦場ヶ原では初氷が観測されたとラジオの天気予報は伝えています。でも外に出て見るとラッキーなことにテントは乾いた状態です。昨日の北風で空気が乾いているせいでしょう。
天気は下り坂で九州から雨となる予報に変わっていました。今日は吾妻川に沿って長野県境の鳥居峠を越えて上田に下るルートを考えていましたが急遽弱気になり今回の主目的である川原湯温泉の八ッ場ダム工事の現場を見て引き返すことにします。

6:00小野上温泉を出発。R353~中之条~R145~吾妻峡~
P50_20090921_062646 早朝はどんよりとした曇り空。気温も13℃の表示があります。出発時はウインドブレーカを羽織り今シーズン初の手袋を装着しました。この時間は交通量が少なかったのですが7時前頃から工事関係の車両が上流方向に次々と追い越して行きます。狭い道路なのですごいプレッシャーです。



P50_20090921_071350 JR吾妻線の付替え橋梁
川原湯温泉駅の1つ手前の岩島駅を過ぎると吾妻線の付替え工事区間が始まりました。右岸に渡して長いトンネルで迂回するようです。鉄橋ではなく鉄筋コンクリート橋なのですね。味気ないですね。



P50_20090921_072102 吾妻線のみかん電車
国道からちょっとそれて吾妻峡手前の松上集落を走ります。自転車を停めて写真を撮っていたらタイミングよく吾妻線の上り電車が通過します。東京近郊の東海道線ではもう見られなくなったみかん色電車です。



P50_20090921_073128 樽沢隧道
日本一短いトンネルで長さ7.2mだそうです。国道の歩道に案内板までありました。場所は吾妻峡になります。写真でもトンネルの向こう側が見えてますね。今の時代ならこの長さであればトンネルにしないで削り取ってしまうでしょう。鉄道建設当時ここをわざわざトンネルにした何かの意思を感じます。
この場所は八ッ場ダムの下流にあるため水没しませんが、ダムが完成すると吾妻線は対岸の付替え路線を走るようになるためこの部分は使用されなくなるそうです。

打越地区移転先造成地~8:00川原湯温泉駅(28.7km)~温泉街~
吾妻峡を抜けるといよいよ八ッ場ダムで水没される運命にある?川原湯温泉です。
Map200909211 川原湯温泉付近
やんば館で入手した資料によるとダムは川原湯温泉の下流、標高470mに建設予定でダム提高は116mもの高さになります。つまりダムの高さは
  470m+116m=586m。
ダムの上流側は標高586mまで水に浸かる可能性があるわけです。

P50_20090921_074140 工事看板
打越地区の造成地が国道の上に作られているようです。
この付近で標高520m。造成地は600m以上の高さに作られています。急な取り付け道路を登って見に行くことにします。
 



P50_20090921_075518 打越地区の造成地
ここが造成地で数軒の住宅が建設され、すでに住民の方が生活を始められています。でもまだ周辺は造成されたばかりの荒地が広がり、県道の工事を行なっていて商店などはありません。日常品の買出しにはあの急坂を上り下りしなければなりません。ダム建設が本当に中止になったらこの中途半端な状態で取り残されるのでしょうか。この造成地と対岸の造成地を結ぶ橋が湖面1号橋と呼ばれていますが工事は未着手のようです。

P50_20090921_075946 川原湯温泉駅
温泉街の玄関口の駅。木造で良い雰囲気です。






P50_20090921_081326 温泉街
温泉街は国道から離れた吾妻川左岸の斜面にこじんまりと続いています。連休中で(話題性で)どの宿も予約でいっぱいのようでした。




P50_20090921_081716 王湯
川原湯温泉街の中にある共同浴場です。玄関の右の白い丸い模様は「ささりんどう」という源氏の家紋だそうです。営業時間は10時~なので中に入ることが出来ずちょっとがっかり。朝早くから行動すると損なことも多いですね。



温泉街を過ぎると道は国道の合流に向かって下り坂となります。
P50_20090921_083738 山の中にある586mライン
下る途中で標高を示した標識がありました。最初この標識の意味が分からず、なぜこんな半端な標高を示しているのか悩みましたが通ってきた温泉街の中にも同じ数値の看板があったのを思い出しハッと気づきました。先にも書きましたがダムの天端の高さなのです。この高さまで水が来るということなのです。


P50_20090921_084150 温泉街にある586mライン
さっそく温泉街に戻ってさっきの看板の所へ。柏屋旅館のところだったでしょうか。最初見たときは単にダムの説明かと思っていました。数字の意味に気づいてこの看板を見ると結構衝撃的です。このラインから下の温泉街、王湯もダム湖に沈むと言う意味なのです。


P50_20090921_090032 廃な有線公衆電話
温泉街の道を下って国道に向かう途中に発見しました。さすがに使えません。料金入れなど無いので無料だったのでしょうか。





P50_20090921_090240 湖面2号橋工事
最近の八ッ場報道で良く使われる絵です。ダム本体の工事は中止されるような動きで、工事入札は延期されましたが、新しい道路、鉄道、移転先の造成などは着々と工事が続けられていました。走ってきた車がみんな路肩に停まって写真を写してから上流に向かいます。この付近はしばらくの期間渋滞ポイントでしょう。


~やんば館(休憩と見学)~R145~
P50_20090921_093624 湖面3号橋
国道145号線の付替え橋梁です。国道だけあって予算が早く付いたのでしょう。ほぼ完成しているようでした。
橋の右に見える丸い形の山はその姿のとおり「丸岩」と呼ばれる標高1124mの岩山です。上の写真でも橋脚の間にドコモ茸のような姿が見えています。


P50_20090921_094256 JR吾妻線付替え橋梁工事
付替えの吾妻線は長野原草津口駅の下流側で右岸から橋梁を渡って現在の吾妻線に合流します。標高が高くなってきているので河床から橋梁までの高さはそんなにありません。




P50_20090921_094552 川原にある586mライン
上の場所近くに件の586mライン看板の朽ちたのが置かれていました。ダム工期が予想以上に延長されてきたので完成前に腐ってしまったのでしょう。

ダム建設計画から半世紀以上経過し、建設反対、賛成で住民の方が分裂して争ったりした歴史もあり。ようやく建設推進で進んでいたところで今回の選挙の結果で急に建設中止の流れに変わる。国の政策に翻弄された続ける現場を訪ね、とても「大変ですね」なんて他人事のような軽々い言葉は使えず声もかけられません。僕は単なる旅人になりさがり今ある風景を脳裏に焼き付けて黙々と通過して行くしかありませんでした。
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当初はこのあたりで渋川方面に引き返すつもりでしたが天気がとてもよくなってきたので欲が出ました。近くの弁天橋から分岐する国道406号線で須賀尾峠を越えて行くことにします。 ・・・続く

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