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2009年8月 5日 (水)

奄美からの帰還

7月23日(木) ツアー6日目

5:20起床。船は昨晩の雷雲海域を突破して穏やかな海を航海しています。鹿児島港までまだ5時間半ほどの航海が残っています。

奄美から自宅に戻る行程は以下の通りです。
22日
21:40 太陽が丘総合運動公園出発
 ↓ ツアーバス
22:40名瀬港フェリー乗り場
23日
00:00名瀬港出港
 ↓ フェリー あけぼの
10:35 鹿児島新港着
 ↓ 市営バス
11:00 鹿児島中央駅着
12:10 鹿児島中央駅発
 ↓ 特急きりしま8号
14:09 南宮崎着
14:24 南宮崎発
 ↓ 普通電車
14:30宮崎空港駅着
16:15宮崎空港発
 ↓ JAL 1890便
18:00羽田空港着
 ↓ 電車 
19:30自宅着

帰路も20時間の長旅です。

P50_20090723_053536屋久島の向こうに朝日が昇って
目が覚めると船窓のカーテン越しに外が明るくなっているのが見えました。さっそく船内徘徊の旅です。

デッキに出るとまさに屋久島から朝日が昇るタイミングでした。初めて見る屋久島の島影は海からそそり立つ山そのものです。確か九州地方の最高峰は屋久島の山だったはず。

P50_20090723_061004 レストランも健在
レストランは臨時2等室にされることは無くレストランとしての機能を保有していました。朝食営業の船内アナウンスがあったのでさっそく食べに行きました。好きなものを取るカフェテリア方式です。ごはん、生卵、冷奴、味海苔という選択で370円。船のレストランで食事したのは1993年夏自転車を積んで釧路に行ったとき以来かな。

P50_20090723_064820 船室
2等室の朝の様子。2等は男女別の部屋になっています。
この部屋は4階部分の船首側にあります。この上の階は特等船室になっています。




P50_20090723_074234 すれ違うにっぽん丸
21903トン、全長166.6m、幅24m
クルーザーはスマートでかっこいいですね。この船も21日から今日までトカラ列島諏訪瀬島への日食ツアーに使用されていました。
船の背後に竹島らしき島影がうっすら見えています。


P50_20090723_104002 鹿児島港着
乗ってきたあけぼの。マルエーフェリーの最新鋭船で2008年7月就航なのでまだ1年しかたっていない新しい船なのです。鹿児島着は予定より25分早く10:35着となりました。帰路は海流に乗ってくるので早く着くのでしょう。
ツアーはフェリーが到着したところで「流れ解散」とのアナウンスがありました。ここからは再び自費で移動することになります。

P50_20090723_114236 桜島
鹿児島中央駅前からビルの谷間に桜島が見えます。ちょうど小噴火して噴煙を噴き上げたところです。こんな活発な火山のそばに都市があるなんて危なくない?




P50_20090723_115122 鹿児島中央から宮崎へ
鹿児島に着いたなら鹿児島空港から飛行機が常識ですが、個人でこの混雑期に予約が取れているはずも無く宮崎空港からの便に乗ります。
宮崎へは宮崎交通の高速バスで行く予定で時刻表もインターネットで調べてあったのですが、それは古い時刻表だということが現地で発覚!。新しい時刻表では時間がきわどいのでJRにスイッチしました。

P50_20090723_115850 特急きりしま
鹿児島中央と宮崎を結ぶ特急です。駅前の安い弁当屋で昼を仕入れて再び電車の旅です。





P50_20090723_122210 おはら弁当525円
電車の旅は駅弁ですね。奄美のテント村で配給されたペットボトルのお茶もまだ1本残っていたので錦江湾沿いを右手に桜島を眺めつつお昼です。




P50_20090723_142336 宮崎空港線乗り換え
乗り換え駅の南宮崎駅で途中15分遅れのアナウンスがあリましたが、その5分後に3分遅れで到着しました。5分間に遅れを12分を取り戻したことになる超速い各駅停車。




P50_20090723_173228 飛行機は魔法の絨毯
やっぱり飛行機はワープ装置ですね。梅雨前線に沿って沸き立つ雲の海を飽きもせずずっと眺めながらの飛行でした。





P50_20090723_175926 最後の1枚
羽田空港到着。ターミナルへはバス乗換えなのでタラップから飛行場に降り立ち乗ってきた飛行機を撮影。
図らずも案内のお姉さんも写してしまいました。

このあと同行した友人とはターミナルで「じゃぁまた」と次の日食旅での再会を約してさらりと別れ電車を乗り継いで19:20自宅着。
あ~、全てが終わりました。

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2009年8月 4日 (火)

運命の3分3秒間

7月22日(水) ツアー5日目

5:10起床。いよいよ皆既日食当日を迎えました。気になる空を見に今朝も陸上競技場のスタンドに立ちます。
P50_20090722_052842 昨日までと違う空が広がっています。
空全体に薄雲が広がり、低いところを黒い雲が流れていきます。風向きもこれまでの南風から西よりの風に変わりました。こういうときは天気予報外れてくれないのね。




P50_20090722_061036 僕達の参加したツアーは今日夜のフェリーで島を離れることになっています。太陽が丘運動公園の出発時刻などが張り出されていました。
そして使用したテントやベッドなどは持ち帰って良いと張り出されていました。僕は自転車旅用の小さいのがあるので必要ないし友人もその気では無いようでしたが後で指令が飛んだようです。

今日の朝バスで到着した人たちもいて、その人達は24日まで滞在します。着いたらすぐ皆既日食で、そのあと二日間過ごすのは辛そうです。僕達は日食を待つという目的があったので3日間のフリータイムは苦になりませんでした。
P50_20090722_065512 朝食配給の行列
ツアー客も勢ぞろいしたので朝食引き換えの行列が出来ました。ここまで来て行列かぁ。





P50_20090722_070128 テルテル坊主
祈りはある意味通じました。日食中雨は降りませんでした。






P50_20090722_084700 ハブ避けネット
テント村周囲はぐるりとハブ避けネットで取り囲まれて毒蛇の侵入を防いでいました。





日食観測はどこで見ても良いことになっています。路線バスを乗り継いで最北端の笠利岬まで行くことも可能なのですが渋滞が予想されます。帰りの荷物の発送受付が15時までだし、観測といっても我々は自分の目で見ることが目的なので3分で十分という考えから移動しないで運動公園の陸上競技場のスタンドで見ることにしました。
P50_20090722_093504 日食開始
【9:35】第1接触で部分食が始まりました。皆既まであと1時間20分ほど。太陽の上(時計の12時)の方向から欠け始めました。いよいよだなぁという期待と空に広がる薄雲への不安が入り混じります。



P50_20090722_094328日食めがねで観測中のしいたけ
相変わらず自転車に乗る格好をしています。服はこれしかないのか?
僕は持参したデジカメを海の写る方向に三脚で固定して皆既前後10分間ほどの風景を動画で残す考えです。



P50_20090722_094118 部分食開始頃の風景
最初の頃は影の出来るくらいの日差しがありました。

【10:00】雲が厚みを増して日食めがねを通した肉眼では輪郭がぼやけてしまいます。双眼鏡を通すと太陽が大きく欠けた姿が確認できます。


【10:30】太陽の位置は曇りガラスを通しているような感じで確認できます。明るさの変化はまだほとんど感じません。

【10:47】皆既10分前のアナウンスがあります。明らかに暗くなり始めました。西から北の空が黒くなっています。雨雲かと思ったのですが月の本影のようです。日食めがねでは雲による減光量が多すぎて何も見えません。

【10:52】皆既5分前のアナウンスがあります。太陽は雲を通してぼんやりと光っています。夕方くらいの明るさでしょうか。光が弱くなって風景の色が無くなった感じです。

【10:54】皆既1分前のアナウンス。1秒ごとにスーッと急速に光が失われていきます。会場からどよめきが起こり始めます。皆既食現象の仕組みは頭で分かっていますが目を通して感じる光の変化の速さに鳥肌が立ちそうです。
太陽は雲を通してまだ光っています。双眼鏡で覗くと線のように細った光の曲線が微かに見えたような気がしました。そして一瞬太陽が消えた・・と思ったら低い雲が通過中でした。

【10:55】再び光が見えた数秒後、ポツッと言う感じで光が消えました。皆既に入ったのです。あとはいくら双眼鏡で目を凝らしても黒い太陽は見えません。どこからかまばらな拍手が沸きました。晴れていれば大歓声なのでしょうがコロナやプロミネンスは見られず曇った夜のような空が広がっています。
皆既中は想像していた以上の空の暗さです。目が慣れてくると皆既帯の外側に当たる南の空からの光が低い雲を照らして幻想的です。
P50_20090722_105738_2 皆既食中の風景
皆既食帯の南限から15キロくらいしか離れていないので南の空(右方向)から漏れてくる光はかなり明るく感じました。一方北の空はどす黒く夜のような空でした。皆既帯中心付近では真っ暗になったのではないでしょうか。
もう一つ記憶に残っているのが皆既中に奄美空港に着陸した旅客機があったことです。乗っていた人はどんな気持ちだったのでしょう。
3分はあっという間です。次第に西の空が明るさを増してきます。月の影の西の端が近づいてきたのです。

【10:58】皆既終了10秒前のアナウンスがあると皆さん「エーッ!!」の反応。空を見上げていると暗く広がる空の高い場所に雲を通してパッと明かりがともったように太陽が戻りました。本当ならダイヤモンドリング瞬間なのですが・・・。とうとう皆既食が終わったのです。暗闇になれた目を通してグングン明るくそして風景の色が戻っていきます。太陽はまだ紐のような細さのはずなのにその光の強さを改めて感じます。

このあと12:22まで部分食が続きます。なんとも言えぬ脱力感を感じます。スタンドを後にしたのは11:20頃だったでしょうか。

P50_20090722_115958 まだ後半の部分食中なのに昼を食べに行ってしまう
皆既食が終わってしまうと我々眼視観測派はもう雲を通しての残りの部分食は捨てて昼食に向かいます。と言うのも帰りの準備を始めなければならないからです。荷物の発送受付が15時までなのでそれまでにテントを畳んで荷造りしてしまわなければなりません。


P50_20090722_142554 テント撤収後
僕達が4日間を過ごしたテントは同行した友人の奥さんの携帯メール指令により友人宅に発送される事となりました。強風が吹く中、収納説明書を見ながら四苦八苦して撤収します。サマーベッド2つは発送することの費用対効果を検討の結果ここに残置しました。


P50_20090722_144632 突然襲ってきたスコール
荷物の発送も終え夕方まで反対側の赤木名地区まで晩御飯でもというプランもありましたが突風と共に突然襲ってきたスコールにより中止。テントも無くなった僕たちは体育館の風通しの良い場所に避難して昼寝を楽しみます。今夜もテント泊の人たちはこの雨と風の中大変だったでしょう。
雨の上がった夕方、温水シャワー300円を浴びてさっぱりします。水着は荷物として発送してしまったため今日はプールには入れません。残念。

P50_20090722_212826 さらば太陽が丘
いよいよ4日間を過ごしたここともお別れです。北の空に光る稲光に見送られてこの地を去ります。
地元のボランティアの人たちの協力もあり「快適」に過ごせました。良い思い出をありがとう。



P50_20090722_231512 フェリー乗船
23時名瀬港に到着したA”LINEの「あけぼの」に乗船(8083トン、全長145m、幅24m)。
既設の2等和室が割り当てられています。一人一人が仕切りの中に頭を突っ込んでなんとなくプライベートが感じられる仕組み。往路のクイーンコーラル8と比べれば天国です。


P50_20090723_000106 さらば奄美大島
深夜0:00、時刻通り名瀬港を出港しました。
出港して10分ほど進むと遠くなった港の光をかき消すように雷雲帯に突入して波風雨雷光が激しくなったのでおとなしく就寝しました。

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2009年8月 3日 (月)

大和村

7月21日(火) ツアー4日目
5:15起床。今朝も晴れています。夜は寝苦しさなどぜんぜん感じなく、明け方近くは持参したタオルケットをしっかりかけていないと寒さを感じます。
P50_20090721_053712 21日の夜明け
日食まであと1日です。相変わらず高い空に刷毛で掃いたような巻雲が流れていますが、今日も晴天です。奄美では台風などが来ない限りこんなワンパターンな天気が夏の間ずーっと続くのでしょうか。



P50_20090721_083420 朝食後、今日は溜まった洗濯物を抱えて9:00発のシャトルバスで名瀬市街に洗濯しに向かいます。
駐車場には名瀬行きのシャトルバスやオプションツアーのバスが勢ぞろい。デラックスなバスは島に無いため今回のためにわざわざフェリーで鹿児島から運んだらしいです。



シャトルバスは1時間ほどで名瀬に到着。さっそくコインランドリーを探し当てて洗濯させつつ空き時間を使って周辺を散策します。
P50_20090721_112510 名瀬測候所。ツアー出発前、インターネットでここの観測データを毎日見ていました。写真を撮った11:20頃の気象状況は気温31.8度、湿度62パーセント、南南西の風3m/s。嘘で良いから明日の天気予報は「晴れ」を出しておいて! 




P50_20090721_120138

昼食。鶏飯ラーメンと書いてある店に入りましたが鶏飯丼しかできないといわれました。
でもそれなりにウマカッタ。




名瀬から島の西側にある大和村に路線バスで向います。これで奄美大島にある全ての自治体を廻ったことになります。
P50_20090721_131444 大和浜にある野生生物保護センター訪問。
2000年に開設された新しい保護センターです。
保護された生き物は見られませんが奄美諸島の固有種についての展示がありました。




P50_20090721_135502 アマミノクロウサギ
天然記念物で絶滅危惧種に指定されています。夜行性なのでほとんど見ることは出来ないとか。耳が短いので大きなネズミみたいです。




P50_20090721_143800 島の西側を結んでいる県道79号線
道はこれ1本しかありません。交通量はほとんど無く静かです。






P50_20090721_143912 群倉(ぼれぐら)
宇宿にあったのと同じもので、ここには4棟の倉が残されています。1棟は萱の葺き替え中でしたが、どこで萱が取れるのでしょう?




P50_20090721_145832 もれなく土俵のある島
昨日と今日、島内を廻って感じたことの一つが相撲の土俵の存在です。学校や公民館など地域の人たちが集まるところには必ず土俵がありました。みんな屋根付きで使っていないときはシートがかけられています。



P50_20090721_145846 大和浜の民家
平屋で傾斜のゆるい屋根の家が多いのは台風のせいでしょうか。白(銀)屋根は甲州を連想させます。





P50_20090721_150148 こんな格好でウロウロしていました。
大和浜の村役場近くの港です。100%自転車に乗る格好です。他に着るものないんか?
この付近は皆既日食の南限界線ギリギリ外側で皆既日食になりません(下の地図)。



Map20090721 大和浜付近を通る皆既日食南限界線
上の写真で今立っているところから200メートル先は皆既日食が一瞬見られます。きわどい場所です。





P50_20090721_151334 サンゴの浜
白い浜があったので行ってみると、なんとサンゴの骨で出来ていました。





P50_20090721_154242 家の塀の上に並べてあった巻貝
暑い午後の集落には人影もほとんど無く、静かにゆっくりと時間が流れているようです。





P50_20090721_155422バス待ち
名瀬に戻るバス待ちです。もう16時だと言うのにすごい日差し。今日もまたコーラを飲んでしまった。





P50_20090721_162248 路線バスの中に掲示してあった皆既日食時間帯前後のバス運行についての通達です。
皆既食帯内を走るバスは皆既の前後、最寄のバス停に停車して運転を見合わせるとのことです。

名瀬市街で戻って20時発の太陽が丘総合運動公園行きシャトルバスが出るまで居酒屋で過ごします。飲めない僕は奄美に来てまでウメシュです。それでもほろ酔いで料理の写真も撮り忘れ。

運動公園に戻って今日もプールで風呂代わりの水浴びです。人が増えたので真面目に25mを10往復くらいしてヘトヘトになりました。

いよいよ明日は皆既日食ですが今頃になって梅雨前線が九州の南まで下がってきてどうも天気予報がよろしくないみたいです。テント村入り口にはテルテル坊主がぶら下げられました。でも雨が降らないだけではだめで青空が必要なんですよ。

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2009年8月 2日 (日)

カヌーでマングローブ

7月20日(月) ツアー3日目
5:00起床。テント生活ではどうしても早寝となるため起きるのも早くなります。

P50_20090720_052140 日食2日前の月
東京と比べると50分ほど遅い夜明けです。まだ日出前で東の空には日食2日前の細い月が金星と並んでいました。日出まで陸上競技場のスタンドの一番高い所に座ってゆっくりと明けていく奄美の空を眺めます。なんて贅沢な時間でしょうか。
ここからは海を越えて喜界島まで見渡せる絶好のロケーションで、他にも何人か夜明けの様子を眺めている人がいらっしゃいます。
朝食は7時から弁当で支給されます。500mlペットボトルのお茶とジャワティとミネラルウォーターの3本も付きます。7時になるともう太陽の光でテント内は暑くなり、折りたたみいすを木陰に持ち出してそちらで食事をします。
今日はレンタカーが借りられるので8時にキャンプ場を出発して空港に歩いていきます。
まずは島の北端を目指します。
P50_20090720_091530 あやまる岬
空港から車で北に10分ほどのところです。とても見晴らしのよい場所でした。
最初はここも日食ツアーのテントサイトとなる予定でしたが、申込者が少なかったため一般者のテントサイトとなったようです。日食当日はマスコミ関係はここに集中するらしく各社の駐車場が予約されていました。
「あやまる」の由来が書いてあります。岬一帯のなだらかな珊瑚礁の地形が綾に織られた手鞠に似ているからだそうです・・・?? 綾に織られた手鞠が分からない僕たち。
P50_20090720_094718 最北端
笠利岬です。ここでは太陽が丘よりも40秒以上も長い皆既時間があります。暑いので灯台には登らず島の西側に出て南下します。




P50_20090720_103318 奄美クレーター
隕石孔といわれている龍郷町の赤尾木湾。奄美大島が一番くびれている部分です。
奄美大島にも国道58号線が通っています。国道58号線は鹿児島市を起点として種子島、奄美大島を経由して沖縄の那覇市を終点とする海の上を渡る国道です。

名瀬市は明日バスで来る予定なので素通りして国道58号線で島の南部を目指します。この国道、走ってみて分かったのですが意外と長いトンネルが多いのです。
 新和瀬トンネル 2,435m
 三太郎トンネル 2,027m
 和光トンネル  1,820m
 朝戸トンネル  1,725m
 地蔵トンネル  1,065m
 本茶トンネル  1,055m
 小和瀬トンネル  515m
 屋入トンネル   506m
500m以上のトンネルが8本もあります。そのほとんどが平成に入ってからの開通なので、20年前は島内の移動には大変時間がかかったものと想像されます。トンネルを使わないと400mくらいの峠越えの連発になるのです。自転車で旧道を使って島内一周をしようとしたら伊豆半島なんか比較にならない厳しさでしょう。今日は車でよかった~。
運転は友人に任せてそんなことに想像をめぐらしながら亜熱帯の風景を眺めます。
P50_20090720_113648 道の駅奄美大島住用
奄美市住用にある島内唯一の道の駅です。ここで昼食とし、左の地図にあるマングローブのカヌーツアーに参加することにします。もちろん予約なんかしていませんがラッキーなことに13時からのツアーは空きがあり参加できることになりました。

 

P50_20090720_125632 カヌーの乗り方教習中
ここを流れる住用川をカヌーで下ってマングローブ原生林のある役勝川合流点まで約1時間かけて往復します。
出発前にインストラクターの人からカヌーの操作方法を5分ほどレクチャーされます。カラダを横に乗り出して転覆させない限り楽勝な乗物ののようです。


P50_20090720_125952 出発
ボートとカヌーの違いは進行方向に対して後ろ向きか前向きかの違いがあります。自分自身の力でパドルを操り前を向いて進む乗りとしては自転車に近いといえるのではないでしょうか。




P50_20090720_131544 マングローブ
川の両側はマングローブ原生林です。西表島の原生林に次ぐ面積があるそうです。川といっても河口部分なので流されることはありません。それよりも風の力で流される方が多かったです。カヌーに乗って川面から見る風景というのもなかなかおもしろいものです。それに涼しいのです。


P50_20090720_134004 マングローブ
この時間帯は干潮、しかも大潮に近いので潮位が大きく下がってマングローブの根っこが全部陸地に露出しています。潮が満ちると幹の部分までひたひたになるそうです。




P50_20090720_151340 焼内湾
ここは宇検村。島の南西部にあたります。つい焼肉湾と読み間違ってしまいます(^^)





P50_20090720_151610 何かの養殖
焼内湾内には円形の生簀があります。島の南部瀬戸内町やここ宇検村は養殖業が盛んだそうで、中でもクロマグロの養殖シェアは国内出荷の50パーセントを超えているとか。生簀の中にはお宝が泳いでいるのですな。



P50_20090720_151650 アダン
これはたぶんたこのき。
島を代表する植物と言ってもいいかもしれません。
とにかく気になる植物でした。熟れた実は黄色くなってばらばらになって地面に落ちます。それをカナブンやヤドカリが寄ってたかって食べています。
そんなにありふれた木なのに写真1枚も撮って無かったです。

P50_20090720_182100 歓迎されていた
17:30奄美空港のレンタカー屋に車を返し18:30空港から路線バスでテント村に帰着しました。
今日も風呂代わりのプールに1時間浸かります。風呂代わりとはいえちゃんとシャワーを浴びて汗を流した後にプールに入ります。相変わらずすいているのでビート板を抱えてプカプカします。
夕食は運動公園内の駐車場に出来た屋台村で郷土料理の軟骨丼です。出店している店が少ないので3日間食べ続けると全種類制覇できそうです。
日が沈むと一定の風が常に吹いているのでテントの中は意外と快適に過ごせます。もちろん熱帯夜なのですが、屋外で27度で日差しが無いとじっとしていれば快適なのです。東京の熱帯夜が暑いのは部屋が締め切りで風が無いし建物が日中の熱を放出するからでは無いでしょうか。

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2009年7月31日 (金)

宇宿集落

7月19日(日) ツアー2日目

5:50奄美市笠利町の太陽が丘総合運動公園に到着してから簡単な説明を受け、発送しておいた荷物を受け取って指定されたテントにおさまります。長旅の疲れで軽く寝ましたが日が昇ると暑くなってきて寝ていられなくなりました。
P50_20090719_061550 我々のテント
テントはコールマンのBCライトドーム270Ⅲ(270cm×270cm×180cm、16,800円)でインナーマット(7,665円)付。
ロゴスのサマーベッド(3500円くらい)が2人数分備え付けられています。我々は2人で予約してあったのでテントの中も広々余裕のスペースが確保できました。3人1テントはちょっときつかったのではないでしょうか。
P50_20090719_070444 テント村
コールマンのテントが整然と並んでいます。ある意味壮観です。ツアー客は順次到着するので一杯になるのは21日夜でしょうか。




ツアーでは今日から21日までの3日間は完全なフリータイムとなっています。日中は強い日差しでテント内で過ごすことは熱中症になるようなものです。奄美初日の今日は近所の散策に出かけることにします。
9時テントサイト出発。まずは奄美空港を目指します。空港の前の県道には8軒ほどずらっとレンタカー屋さんが軒を並べていました。全国展開のレンタカー以外に地元のレンタカーもあります。どこも日食特需で予約がいっぱいでしたが運よく明日車を借りることができました。
Map20090719 歩き回った経路
太陽が丘総合運動公園は標高60m近い丘陵にあり海に向かって下り坂です。空港までは歩いても40分くらいでした。運動公園と集落の間は広大なサトウキビ畑が広がっています。海岸に近いCR沿いは小さな砂丘地帯になっていて樹木が密集して木陰を作り出しています。


P50_20090719_095212 サトウキビ畑の脇の道端にさりげなくバナナの実が生っていたりします。熱帯だねー。






P50_20090719_095450 夏空
青空を背景に上空高いところに刷毛で掃いたような巻雲が流れ、時折ジェット機が音も無く真っ直ぐな直線を引いて空を分けて飛んで行きます。日食いつでもOK状態の空です。
暑さと湿度が無かったら北海道みたい?



P50_20090719_100418 奄美空港まではサトウキビ畑しかありません。
奄美地方は梅雨明け後ずっと晴天が続いているためスプリンクラーで水を撒いています。水撒きは畑により曜日と時間が決まっているようです。畑の中の道を通るとスプリンクラーの水が風に流されてミストのようにかかりヒンヤリして心地よいのです。



P50_20090719_112118 鶏飯(けいはん)
空港に1軒だけあるレストランで早めの昼食です。
笠利町の郷土料理の鶏飯です。茹でた鶏肉を細かく裂いたもの、錦糸玉子、しいたけ細切、のり、ネギ、ミカンの皮?を御飯の上にお好みで乗せ鳥のだし汁をかけてお茶ずけのようにして食べます。鳥のだし汁がキメテです。


P50_20090719_133206 サイクリングロードがありました。
橋の名前も「さいくるばし」としゃれています。こういう散策にはやっぱり自転車が一番だよなーと思います。





P50_20090719_133232 ハブもいらっしゃる
そのサイクリングロードにハブがいますの看板






P50_20090719_124222 オカヤドカリ
サイクリングロードをとぼとぼと歩いていると両側の林の中からカサカサ音がします。良く見るとオカヤドカリでした。
みんな同じ種類の貝殻を背負っていました。アダンというパイナップルに似た実が熟して地面に落ちているところに密集していました。どう見ても地球外生物です。こんなにうじゃうじゃいるのに天然記念物に指定されていて一般の人が捕まえると罰せられるそうです。でも最近はペットとして飼われているらしい。
P50_20090719_125340
林の中のサイクリングロードを歩いていると青いまだら模様の蝶がひらひらと舞っています。蝶もCR上の空間が飛びやすいのか僕たちと同じ方向にひらひらと舞って行きます。 

 
 

P50_20090719_134034民家の倉
宇宿の集落を散策します。
この地方特有の倉が各家の敷地内にありました。
これは明治10年代に建てられたものだそうです。屋根は萱の葺き替えが出来なくなったためトタン屋根に替えてしまったとのこと。現在は既に使ってはいません。米や穀物をネズミの害から守るのが目的だそうで、柱の部分は登れないようにカンナでツルツルに削られて作られています。

P50_20090719_134700
本来の姿はこのように茅葺だったそうです。






P50_20090719_141308
ここはもう人が住んでいないのでしょう。朽ちるままになっていますが倉を支える4本の柱はしっかりしているので台風が来ても倒れることはなさそうです。




散策を終え運動公園に戻ってから公園内にあるプールに入って1時間ほど水遊びします。プールに入るため、水着とスイミングキャップは送ってあったのです。
風呂無しの環境のためツアー客のためにオープンしているらしいです。別に温水シャワーもありましたが料金は同じ300円なのでプールの方がお得です。
プールに入るのは20年ぶりくらいでしょうか。プールは屋根付なので日焼けを気にしないですみます。最初の10分くらいで疲れきってしまったため後はビート板を3枚ほど抱えてあお向けにプカプカ漂っていました。
P50_20090719_202706 体育館
体育館もツアー客の宿泊所になっています。19日はまだ誰も到着していなかったのでどんな感じか覗いてみました。体育館というと小学校の頃のイメージで屋根が日に焼けて風通しが悪く猛烈な暑さを想像していましたが、ここの体育館は屋根がしっかり作られていて天井から大きな換気扇で排気されているのでムゥっとする熱気は感じられませんでした。でも、ほとんどプライバシーはありません。男女分けはされていました。

島に入ってからは普段の生活と違って時間が非常にゆっくり流れます。テントなので明るくなると目が覚めてしまい、遅い日没時刻もいっそう時の流れを長く感じさせてくれます。テレビもエアコンも明るい照明も無い生活です。今日は何をしようかと迷うなんて贅沢な悩みです。そういえば自転車旅のときもテント生活で同じように感じます。自転車キャンプツーリングも実は精神的に贅沢な遊びなのでしょう。

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2009年7月30日 (木)

奄美への道

今回の日食観測ツアーには学生時代の友人と2人で申し込みました。最初は自前で切符を手配して奄美に行くことを計画していました。しかし、大手旅行会社による大量の航空券、乗船券の差し押さえのためか全く手配できずやむなく2倍の値段のツアーに申し込んだのです。
ツアーは船中2泊を含む5泊6日の日程で奄美大島での滞在はテントです。食事は朝食が3回だけ。テント周辺には商店など一切無し。現地の気候は昼間33度、朝方でも28度で湿度が高い亜熱帯気候という過酷なものです。そして22日に見られる皆既日食の継続時間は3分チョイ。そしてその瞬間に晴れている補償はなし。この条件でも高いお金払ってまで見に行く価値が皆既日食にはあると我々は信じて旅立ったのです。

7月18日(土) ツアー1日目
今回の奄美大島への日食ツアーは鹿児島港発着なので、まずは鹿児島を目指します。
鹿児島までの往路は電車乗り継ぎの旅です。鹿児島からはフェリーで奄美大島に渡ります。行程は以下の通りです。

06:10 自宅出発
 ↓ 電車 
07:29 新横浜発
 ↓ JR新幹線のぞみ7号
12:13 博多着
12:30 博多発
 ↓ JR特急リレーつばめ45号
14:13 新八代着
14:16 新八代発
 ↓ JR新幹線つばめ45号
15:03 鹿児島中央駅着
 ↓ 市営バス
15:40 ドルフィンポート
 ↓ ツアー受付手続き
17:00フェリー乗船
18:00鹿児島港出港
 ↓ フェリー クイーンコーラル8
19日5時奄美大島名瀬港へ
 ↓ ツアーバス
06:00太陽が丘総合運動公園着

ほぼ24時間の長旅です。

P50_20090718_072842 新横浜からのぞみに乗車です。
春先にさんざん大阪出張で乗りましたが、今日は東海道、山陽、九州の各新幹線乗り尽くしです。





P50_20090718_110348 拓郎の故郷広島を通過
新幹線から新広島市民球場「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」が見えます。





P50_20090718_122016 福岡で特急リレーつばめに乗り換え
九州新幹線はまだ全線開通していないので福岡~八千代間は鹿児島本線を特急で繋いでいます。
鹿児島本線は福岡県、佐賀県、熊本県、鹿児島県を通ります。生まれて初めて佐賀県と熊本県に入りました。その土を踏んではいませんが。


P50_20090718_132336 昼は駅弁
リレーつばめの車内販売で焼麦(しゃおまい)弁当を購入。焼麦とはシウマイのことでした。鳥栖駅の駅弁です。シュウマイとかしわめしが組み合わさっています。




P50_20090718_141446 新八千代で九州新幹線つばめに乗り換え
リレーつばめは新幹線つばめの停車している対面のホームに着くので乗り換えは楽チンです。
車両にはなぜかポケモンが描かれていました。




P50_20090718_145210 つばめ自由席は指定席車両を使用
自由席を利用しましたがシートが通路を挟んで2席ずつで非常にゆったりしています。前後の幅も十分。シートのクッションも良く、せもたれの高さも高いので頭が飛び出すこともありません。重役椅子という感じです。木目調のデザインも落ち着きます。
でもトンネル区間が非常に長いので風景はいまいちでした。


P50_20090718_150744 拓郎の生まれ故郷鹿児島着
新幹線の中でクーラーに当たり続けた身にとってはやたらと暑く感じます。南海上からのねっとりと湿気と熱気を帯びた空気は存在感があります。
家を出てから9時間経過し15時を過ぎていますが経度で10度も西に来たため太陽高度は高くまだ昼下がりの雰囲気です。 


P50_20090718_154508 ドルフィンポートにあった日食館
ここで今回のツアー受付をします。往復のフェリー乗船券、現地での朝食引き換え券、宿泊するテントサイトの場所などを渡されます。ここまで来ればほぼ100パーセント奄美大島に渡れます。ホッと一息。



P50_20090718_165644 フェリー乗船
ツアーバスにて鹿児島新港に移動しフェリーに乗船します。奄美大島まではマリックスラインのクイーンコラール8というフェリー(4945トン、全長180m、幅20m)です。
日食ツアーの皆さんは臨時2等室。臨時というのが気になりますが日食需要で乗船客数を増やしたためイベントホールにまでマットレスをびっしり敷いて2等室としていたのです。一人当たりの床面積は幅45cm×長さ180cmくらいです。横になってみたら寝返りも打てない狭さ。これに持ち込んだ荷物が加わり床は全く見えません。まるで戦時中の輸送船のようです。でもエアコンだけはガンガンに効いてました。

P50_20090718_182516 錦江湾から見る桜島
船は18時に鹿児島港を出港。
あまりの船室の狭さにデッキに逃げ出しました。18:30過ぎというのにまだ強烈な日差しですが気温も下がり始めブリッジの影に座り込んで夕飯の弁当を食べます。桜島がくっきり見えていましたが山頂に雲がかかり、ドカンと噴煙を噴き上げる雄姿は見られませんでした。

P50_20090718_194222 夕焼けに浮かび上がった開聞岳
長い一日がやっと暮れていきます。すでに地平線下に沈んだ太陽の光が遠くの高い雲を裏側から照らし短時間ですが真っ赤に燃え上がりました。
夜になると錦江湾も抜けて真っ暗な東シナ海を南下します。空は晴れて雲のように広がる天の川やいつもより高度の高い射手座、蠍座、ケンタウルス座などが眺められました。

P50_20090719_032344 もうすぐ奄美に到着
未明の3時頃むくっと起き出して船内を徘徊しました。ゆれる船内ですし詰で寝ている人を踏みつけないようにそろそろと船室を抜け出します。
これはGPSで船の現在位置を表示しています。あと1時間ちょいで名瀬港到着です。このフェリーは22ノット(時速40キロくらい)で航海していましたがそれでも11時間もかかるのです。

P50_20090719_032438 レストランまでが船室にされていました。
ここは通常レストランなのですがご覧の通り。
二度とない日食特需に稼ぎまくっています。
レストランがこれなので夕飯の弁当を売っていたのです。

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2009年7月23日 (木)

確かにそこを月の影が通り過ぎた!

18日から23日の5泊6日で奄美大島に皆既日食見物旅に行って来ました。
皆既日食が見られたかどうかは報道などですでにご存知のことでしょう。
奄美大島北部も前半の部分日食途中までは太陽が欠けて行く姿を見られましたが、次第に上空の雲が厚みを増してすりガラスを何枚か重ねて見た感じとなり輪郭がはっきり見えなくなりました。
 そして迎えた皆既となる第2接触。数分前から急速に暗くなり、ストンという感じですりガラスの向こうの太陽が消えるとなんともいえない暗さに覆われ、南の地平線上空がやや赤っぽく明るい状態となりました。
下の画像はデジカメで撮った動画をキャプチャしたものです。
撮影場所は笠利町の太陽ヶ丘総合運動公園陸上競技場のスタンドです。
コンパクトデジタルカメラは勝手に露出補正してしまうので絶対的な明るさ比較はできませんが明るさの変化はこんな感じです。
カメラは東南東の方角を中心に固定して撮りました。
T3min 皆既3分前
夕方のように段々暗くなってきました。










T1min 皆既1分前
急速に暗くなりました。
北から西の空は真っ黒です。
雲を通して太陽の位置は肉眼で確認できます。音も立てずにスーッと明るさを絞り込んでいくように暗くなります。






T0min_ 皆既食中
なんとも表現できない暗さです。
月の影の中心は北側を通過しているので、南側の空が明るく見えています。やや赤く染まって見えました。
その後、月の本影の移動につれ次第に西の空が明るさを増してきます。
皆既中の太陽は双眼鏡を使っても全く見えませんでした。銀色に広がるコロナも、赤く燃え上がるプロミネンスも、皆既の最後を飾るダイヤモンドリングの閃光も見れずじまい・・・。

T1min_2 皆既1分後
皆既が終わると共に急速に明るさが戻ってきました。
まだ北東側の空は月の本影が残り黒っぽい空です。








T3min_2 皆既3分後
北東の空の暗さも消えて昼間の明るさに戻りつつありますが、太陽はまだカマのように細い三日月形です。
明るくなるにつれ脱力感が襲ってきました。






残念ながら雲のために皆既中に繰り広けられる黒い太陽のドラマは見ることができませんでしたが、確かに皆既食帯の中に立ち、その上を月の影が通過していったことは実感できました。皆既食が迫る数分間の緊張と明るさの変化は想像以上のものでした。

でも、今日家に帰ってから録画しておいたニュース映像を見ると皆既日食が見れなかった無念さがこみ上げてきました。
次回こそは・・・。

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2009年7月17日 (金)

皆既日食

7月22日は日本国内で46年ぶりに皆既日食が起こります。
これまで何回か部分日食は見たことがありますが、部分日食と皆既日食は全然べつもの。
たとえ99パーセント太陽が欠けても所詮は部分日食なのです。
皆既帯に入るのは屋久島種子島から奄美大島北部の間です。
皆既になっている時間は皆既帯中央部でもたったの6分30秒しかありませんが、これでも今世紀最長ということになっています。

僕が生まれてから初めて起こる国内での皆既日食。
次回は2035年9月(あと26年後)に北関東から北陸にかけて見られるそうですが生きている確率は??です。
知力、体力、視力がしっかりしている今こそ見に行かねばならないのです。

僕が行く奄美大島北部では皆既帯中心線から南にはずれるので皆既時間は3分ちょっと。
カップラーメンがやっとできるくらいの時間しかありません。
今回の旅の目的はこの3分に凝縮されているのです。

ここ数年は海の日の連休は自転車でキャンプツーリングして来ましたが、今年は連休+夏休み3日を使って6日間の日食見物の旅となります。
でもそれだけの価値はあるはずです。人生観が変わるかもしれません。

曇りや雨で日食が見られなくてもツアー代金は当然払い戻しはありません。
当日は絶対晴れてほしいなぁ。

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2009年7月16日 (木)

長距離切符

奄美大島に皆既日食を見に行くため、まずは鹿児島を目指します。
東京から奄美大島なら羽田から直行便がありますが、日食の前後個人で予約なんて取れるはずありません。そこで、鹿児島発のツアーに参加したわけです。
ツアー料金は鹿児島から奄美大島のフェリー往復と現地滞在の費用ですので、自宅から鹿児島の往復は自腹を切らねばなりません。
ということでJRの乗車券を購入しました。

鹿児島なら羽田から直行便で1時間50分ほどですがそれではつまらないでしょう。なので陸路を延々新幹線を乗り継いで1439.4営業キロを8時間30分かけて走破します。
P50_20090716_201102_2 1400キロといえば今の僕がひと月の休みの日(10日間ほど)を使って自転車で走る距離です。乗車券は15650円でこれに特急料金が加わり27000円ほどになります。つまり僕がひと月かけて走った行為をJR料金に換算すると27000円ほどにしかならないということですか。ん~、電車って安いのかな?

大阪から西への出張は時間の関係で飛行機を使いますので、こんな長距離を電車移動するのは個人旅でないとなかなか体験できません。途中で眠りこけないよう集中して乗らなければいけません。

現地はクーラー無しの環境で4日間過ごさなければならないので、自宅では暑さに慣れるためクーラーを使わない生活が続いています。

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2009年3月14日 (土)

予定外の大阪4泊

3月8日(日)午前中の自転車走行を終え、軽くシャワーを浴び、ブログを更新してちょっと昼寝をして16:10大阪に向かって出発。
東京駅17:40の「のぞみ」で新大阪20:16着。地下鉄を乗り継いで宿着20:50。

新大阪から宿までの区間は途中で本を読んでいても乗り過ごしたり乗換えで逆方向に行くことも無くなりやっと慣れてきました。

大阪に来ると宿と仕事場の往復だけだったのですが、今回は2日目の午後、ぽっかりと作業時間の空白が発生したので、許しを得て初の大阪城見物に行きました。

P50_20090310_141800 大阪城の外堀
石垣の色が違っている部分が普段のお堀の水位でしょうか。






P50_20090310_143530 天守閣入場券
大人600円もするのですね。なのに子供は無料です。サービスしすぎですね。見物に来ているのは大人ばかりだったからこれでも良いのでしょうけど。




P50_20090310_144230 お城の北東隅に2等三角点がありました。物置のような建物の壁に緯度経度がマジックで書かれています。マニアな人が書いたのでしょうか。





P50_20090310_145148 大阪城を見上げるしいたけ
今回はスーツにコートを羽織った姿で登場。
後姿が疲れています。ほとんど黒い影になっています。





P50_20090310_145828 庭園の池越しに見たお城
ここからが一番雰囲気良かったですね。
海外(台湾、中国、韓国)の見物客が結構多かったです。





P50_20090310_155046 桃の花にメジロ
お城の北の堀の外側に桃園がありピンクや赤の花を咲かせていました。この木にはメジロの群れが飛んできていて一生懸命花の蜜を吸っていました。

2時間ほどの散策ですがだいぶリフレッシュしました。
その後仕事に突入です。

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