日記・コラム・つぶやき

2023年10月 3日 (火)

木星 2023/10/02-03

昨日は日中秋風が吹いて湿度が下がり雲が多かったですが爽やかな天気。
その雲は夜になっても流れ込み続けていましたが木星が庇から現れる頃には切れ間が広がってきたのでそのまま撮影に入りました。
Jup_202310021345_7
10月02日22時44~46分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=330、4000フレームを50%スタック×4、RegiStax 6でWavelet処理

相変わらずの気流状態に加え薄雲越しでボケボケでした。
左上にガニメデ、木星面左端にイオ、その影が落ちていました。

Jup_202310021446_0
10月02日23時44~47分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理

雲が切れて高度も上がり気流がちょっと良くなってきました。
イオが南赤道縞の南縁中央付近にあり影が落ちています。
暗斑列の発生源と1番白斑が見えてきました。

Jup_202310021540_5
10月03日00時38~42分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×5、RegiStax 6でWavelet処理

イオが右端まで移動しました。
1番白斑が中央あたりまで来て次のタイミングでは大赤斑が見え始めます。

Jup_202310021642_1
10月03日01時38~45分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

快晴状態となりました。気流も落ち着いてきて大赤斑の芯が何とか写っています。
南赤道縞の茶縞は引き続き大赤斑の右上で折り返しています。
暗斑列の発生源は大赤斑の右下から1番白斑の右上まで広がっています。

Jup_202310021743_2
10月03日02時38~47分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑が正面に近い位置でほぼ南中時刻となりました。
南赤道縞から接近していたリング暗斑が大赤斑の右上で押しつぶされてリングの左側が消失して引き延ばされています。
大赤斑を取り巻いていたグレーの雲は北側で薄まり中心より南側に見られます。
大赤斑と左下の4番白斑の中間、左に向かってグレーの縞が始まる位置に色付き白斑があるずですがすっかり輪郭が見えなくなりました。

Jup_202310021843_2
10月03日03時38~47分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

この角度から色付き白斑のいるはずのエリアがのっぺりと楕円に見えています。
北赤道縞の左寄りの方には白い雲の沸き上がりが明るく写っています。

Jup_202310021944_3
10月03日04時40~47分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

高度が下がって気流の影響が大きくなりました。
この面の北赤道縞は茶縞の幅は狭いですが白と青黒の雲の沸き上がりが活発です。
今日は1時間毎の撮影に仮眠を挟んでここまで来ましたがこれで打ち切って出社前の本寝に入りました。

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2023年10月 2日 (月)

木星 2023/10/02

2:50頃目が覚めて外を見ると雲が切れて月と木星が並んでいるのが見えたので起きだして望遠鏡を設置。
頻繁に断雲が北西から流れ込んで来て木星にかかるので月を直焦点撮影などしながら雲待ちしながらしばらく待機。
月を見る限り今日も気流は期待できません。
Jup_202310011855_5
10月02日03時53~57分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

やはりボケボケでしたが今日の中では一番の写り。
暗斑列も大きくボケて並んでいるのが分かります。1番白斑が左の方にいるはずですがはっきりしません。

Jup_202310012004_0
10月02日04時30~37分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

木星は西南西に傾き高度が下がり庇が近くまで迫ってきました。明け方までの撮影は困難になってきました。
大赤斑が左端にいるはずですがはっきりしません。
秋雨シーズンに入ってから木星はめっきり見えにくくなりました。

Ven_202310012021_2
10月02日05時12分  D=180mm、F=2700mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0
ついでに金星を撮ってみましたが悪気流でのっぺりです。

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2023年9月30日 (土)

満月 2023/09/29

昨夜は満月で中秋の名月と同日に重なりました。
厚い雲がかかってなかなか姿を見せなかったですが雲の切れ間をじっくり待って撮影できました。
Moon_202309291305_038
9月29日22時05分  D=60mm、F=370mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、縮小
満月の瞬間は18:58頃で3時間ほど経過していますが今回の満月は地球の影の南側のすぐ近くを通ったのでわずかに右上が欠けているだけでまん丸です。

すかさず望遠鏡を交換して木星に向かいましたがすぐに曇りました。
Jup_202309291338_8
9月29日22時38~39分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=360、4000フレームを70%スタック×2、RegiStax 6でWavelet処理

対流性の雲だったので雲のそばは気流が悪く大揺れでボケボケ。
エウロパとその影が落ちています。

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2023年9月29日 (金)

木星 2023/09/28-29

日本海を進んだ低気圧に向かって暖気が流れ込み真夏の暑さが戻りました。日が暮れてからも気温の低下がゆっくりでムンムンとした夜。
木星が庇から現れるのは22:30頃まで早まってきました。今日は前半に大赤斑の面が来るので早寝しないで木星撮影に入りました。
Jup_202309281341_2
9月28日22時37~44分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

庇から出たてで高度40度。低気圧の影響で上空の西風が強まっていて気流は悪くボケボケでした。

Jup_202309281435_2
9月28日23時31~38分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

高度が上がり庇からも離れて建物からの影響が減り少し解像度が上がりました。
大赤斑を取り巻いていたグレーの雲がだいぶ薄れ、右に伸びていた細い縞もかすかになっています。
南赤道縞の右方向から大きなリング暗斑が2つ接近してきました。右上で折り返している茶縞の流れにどんな影響を与えるでしょうか。
大赤斑の左側は活発な白い雲の沸き上がりが続いています。
色付き白斑はグレーの輪郭が失われいよいよ見えなくなってきました。
2番白斑と3番白斑の距離が縮まってきました。

Jup_202309281534_1
9月29日00時30~37分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

空の透明度が悪くなり大きな月の光で靄ったような白い空になっていますが木星はさらに良く見えるようになりました。
色付き白斑の後ろから始まるグレーの縞が2列の暗斑列になっているのが見えてきました。
北赤道縞の中央付近から左下に直線状のフェストン、大赤斑の左に南赤道縞を横切るような直線状の縞が目立っています。

Jup_202309281637_5
9月29日01時33~41分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=330、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

北日本を通過した低気圧に伴う前線が通過しているようで北から雲が流れ込み始め気流が急に悪化しました。高度が70度近いのに詳細は見えなくなっています。
この後雲は増え続けて全天を覆い終了。

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2023年9月26日 (火)

木星 2023/09/26

軽く2時間ほど仮眠して23:30から活動開始。
上空高い所の雲が流れてはいましたがほぼ晴れの天気。雲の流れも遅く気流は良くなってきているように見えました。

Jup_202309251457_2
9月25日23時53~00分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

グレーの雲に縁取られた1番白斑が目立ちます。
その北側には暗斑列の発生源。

Jup_202309251602_0
9月26日01 時58~05分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

雲がかかり気流が悪くなりました。
大赤斑が見えてきましたが詳細が見えません。

Jup_202309251726_9
9月26日02時24~29分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

南から流れ込む下層の雲の邪魔があり撮影時間を短縮するためシャッタースピードを速くしたところ思いのほか解像しました。
大赤斑を取り囲んでいるグレーの雲は薄くなった感じ。
大赤斑左上の白い雲の沸き上がりが激しいです。
大赤斑左下にいる色付き白斑はいよいよ見えにくくなりました。

Jup_202309251821_0
9月26日03時17~24分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

低空の雲は去りましたがまた元の気流に戻り詳細が見えなくなりました。
この後も期待薄なのでこれで打ち切って本寝に入りました。

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2023年9月25日 (月)

木星 2023/09/25

4日ぶりの木星です。
夏の太平洋高気圧は勢力を弱め秋雨前線は南下して移動性高気圧に北から覆われる天気で下層は東寄りの風、上層は北西風で不揃い。木星は細かく揺れていました。
朝の気温は昨日よりも下がって17度くらい。過ごしやすくなりましたが木星面は詳細が見えにくくなりました。
どっちが良いかと聞かれたら暑くても好気流が続いた頃を選びます。

Jup_202309241437_4
9月24日23時33~41分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=340、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

7番白斑が見えています。
北赤道縞の中央付近北側に大きな白斑。その前後には白い雲の切れ込みがあるようです。
気流が良くないので今日は仮眠時間を1時間半に伸ばして撮影間隔をあけることにしました。

Jup_202309241604_0
9月25日01時00~07分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

この時間が一番気流が良かったようです。
北赤道縞には数か所白い輝点が湧いているようです。
中央付近の8番白斑の北には大赤斑の右から流れてくる暗斑列と色付き白斑の後ろに延びる縞が途切れたあたりから続く暗斑列、白斑の南側にも暗斑列が見られます。

Jup_202309241704_2
9月25日02時00~07分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

目覚まし設定を誤り1時間後に起きてしまいました。
気流が悪くなっています。左端はイオ。
南半球高緯度の左寄りに赤っぽい白斑が見えます。

Jup_202309241834_1
9月25日03時30~37分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

相変わらずの気流です。
1番白斑が見えてきました。

Jup_202309242023_8
9月25日05時17~28分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

少し粘って大赤斑まで頑張りましたが東から流れてくる下層雲と上層を西から流れてくる薄雲の邪魔も入ってボケボケです。
南赤道縞の茶縞が大赤斑の右上で折り返す様子に変化はありません。
この時間になると木星は大きく西に移動して庇に隠れる寸前でした。

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2023年9月21日 (木)

木星 2023/09/21

前日は雷こそなかったものの夜もずっと曇り空が続いたので安心して就寝。

3:20目覚めたので外を見る東の空から南中している木星付近は雲が無く晴れていたので慌てて望遠鏡を展開。
しかしピント合わせして撮影開始というところで南から流れ込んできた雲に覆われました。
せっかく準備したので粘り強く雲の切れ目待ちして撮影したのがこれ。
Jup_202309201919_9
9月21日04時18~20分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=340、4000フレームを60%スタック×4、RegiStax 6でWavelet処理

薄雲越しの雲の切れ目は小さく、スタック枚数を稼ぐためシャッタースピードを速くして撮影。使えたのは2分間だけでした。
昨日よりボケボケです。
大赤斑が右端、4番と5番白斑が中央に見えますが毎晩見慣れているからわかるだけ。左上はエウロパ。
北赤道縞中央左には白い雲の切れ込みが見えます。

そんなことより今日の月によるアンタレスの掩蔽はこの天気でどうでしょうか?

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2023年9月20日 (水)

木星 2023/09/20

0:00起床
透明度の落ちた空でしたが晴れていました。
Jup_202309191517_4
9月20日00時13~21分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

気流は悪くなり小刻みな揺れが続いていました。模様もぼやけ気味で詳細が見えなくなりました。
北赤道縞左、中央、右手に白い雲の引き延ばされたラインは分かります。

Jup_202309191617_6
9月20日01時14~21分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=290、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

安定して悪い気流が継続。高度が高いのに詳細は見えません。
7番と8番白斑。南赤道縞の赤茶の島状班。北赤道縞は活発なエリアが見えています。

Jup_202309191717_1
9月20日02時13~20分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

見え方は一向に良くなりません。
暗斑列が点々と連なっているのがぼんやり見えます。

Jup_202309191822_2
9月20日03時18~26分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理

低い雲が南から流れ込んで木星にかかり撤収しようかと思いましたが無理やり撮影。
うーむ。

Jup_202309191914_0
9月20日04時10~17分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

雲は去りましたが気流は変わらず。
これまでが良い気流の下で見続けて来たので目が肥えてしまっていました。
秋の気流とのお付き合いが始まりそうです。

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2023年9月19日 (火)

木星 2023/09/19

0:00起床。
今日も透明度が高い快晴で気流もよさそうでしたが日中の南風が残りベランダに吹き付けて望遠鏡を揺らしていました。
秋雨前線の準備は出来ているようですがまだ大併用高気圧が強く南岸まで下がりません。おかげで毎晩夏の気流の中で木星を見ていられるわけです。

Jup_202309181514_0
9月19日00時10~17分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

風による揺れですこしブレた感じ。前半は大赤斑の面です。
南赤道縞の動きは変化無いようです。1番白斑の上の方にリング暗斑があります。これが大赤斑に接近した時どうなるか。
1番白斑と2番白斑の間に白い帯があり途中暗斑で区切られて分割されているように見えます。

Jup_202309181614_0
9月19日01時10~17分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑ほぼ正面のタイミング。
大赤斑を取り巻く薄暗い雲は相変わらずまとわりついています。ぱっと見大赤斑が大きくなったような錯覚。
色付き白斑のに輪郭がなく目立ちません。

Jup_202309181714_1
9月19日02時10~17分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

北赤道縞の南縁には青黒い雲が多く見られますが北側の茶色の縞は幅が狭く縞の一番細い区域です。
色付き白斑が正面に近い位置ですが周辺の色と差が無く目立ちません。

Jup_202309181814_0
9月19日03時10~17分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

北赤道縞中央のダブル輝点は左上右下に拡散して広がり、新たに白い輝点が発生しています。
白斑列の北側、色付き白斑の後ろから始まる縞は暗斑が多く一番暗い縞に見えます。

Jup_202309181914_1
9月19日04時10~17分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

北赤道縞の一番活発なエリアの右半分が見えてきました。
左上右下の引き延ばされて白さを失いながら切れ目が残りその右端に輝点が見えます。

Jup_202309182014_0
9月19日05時10~17分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

右の輝点から左の輝点までの距離が広がりました。その間に引き延ばされて白さを失った縞が3本見えます。

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2023年9月18日 (月)

木星 2023/09/18

0:00起床
前日午後のピーカンの空がそのまま夜まで持ち越され透明度の良い星空。
しかし日中の南風がそのまま残りベランダに吹き付けて望遠鏡を揺らしました。

Jup_202309171523_0
9月18日00時19~26分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

昨日木星面を通過したイオがもう木星の裏を回って出てきました。
北赤道縞の活発な部分が中央から右に見えます。左上右下の白い切れ込みはさらに引き延ばされました。
中央付近では白い輝点が縦に2つ並んでいます。

Jup_202309171623_5
9月18日01時19~26分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

北赤道縞中央のフェストーンの左にある白い雲はさらに拡散し一部がフェストーンに並行して左下に流れ出しています。

Jup_202309171723_5
9月18日02時19~28分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

北赤道縞南縁の中央付近の青黒い雲は東西に連なっています。
この付近の暗斑列は大きさと間隔がバラバラで南北にブレています。

Jup_202309171823_0
9月18日03時19~26分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑の縁が左端に見え始めました。大赤斑の右側の南赤道縞はいくつもの層に分かれています。
一番南側の層はリング暗斑がいっぱい。
大赤斑から右に伸びる細い縞を辿ると1枚前の写真の中央あたりまでたどることができます。

Jup_202309171924_4
9月18日04時19~29分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

中央やや右の青黒い雲はモニター上でも暗く見えていました。
大赤斑の右下から1番白斑の上あたりはツブツブの暗斑がいっぱい。

Jup_202309172024_2
9月18日05時19~28分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=280、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

日出時刻に向かって気流が悪くなっていき木星の縁がナミナミと揺れていました。
せっかく大赤斑が中央のタイミングでしたがボケて詳細は見えません。朝まで頑張ったのにガッカリ。
大赤斑の芯が左上側に伸びているように見えます。気流が悪いせい?
相変わらず南赤道縞の茶縞は大赤斑の右上で折り返しています。

一通り画像処理を終えてから自転車で昼食を食べに出発。
9:10出発~多摩川CR~羽村~新奥多摩街道~羽村のかつやで昼食~新奥多摩街道~羽村~多摩川CRで14:20帰宅。
走行距離:83km



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