日記・コラム・つぶやき

2024年9月10日 (火)

木星 2024/09/10

4:10起床。
雲だらけの空ながら切れ間に木星が見えたので撮影開始。
Jup_202409091922_2
9月10日04時21~22分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=400、4000フレームを60%スタック×2、RegiStax 6でWavelet処理

撮影開始から3ショット目で雲に隠されました。木星は雲の流れに合わせてゆらゆらと揺れて気流は今一つ。
大赤斑が右端に半分沈んでその後ろが見える面でした。4、5,7番白斑が等間隔に並んでいます。
大赤斑の後ろ側の白い雲の湧きあがりはあまり活発ではないようです。
左から伸びている南温帯縞の先端が5番白斑の上あたりで千切れて暗斑列に変化しています。

Jup_202409092014_2
9月10日05時12~15分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=420、4000フレームを60%スタック×4、RegiStax 6でWavelet処理

粘っていたら次の雲の切れ間で雲越しに撮影チャンスが来ました。
7番白斑や北赤道縞の左寄りの白斑がこちらを向いてきて白く明るく見えています。
北赤道縞の中は左上右下に白い雲の湧きあがりだらけです。
南赤道縞の北側に黒い雲が柱のように幾本も立ち上がっています。
南温帯縞の太い部分も暗斑の塊のようです。

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2024年9月 9日 (月)

木星と土星 2024/09/09

先週の週間予報では日月と雨予報がありましたがふたを開けて見れば真夏が継続して夕方から所により雨でした。その雨も自宅付近では全く降らず夜は晴れているので星見です。
土星も今日9日10時頃が衝なのでとりあえず撮影。
Sat_202409081352_6
9月08日22時52分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、17.5ms、Gain=510、4000フレームを60%スタック×7、RegiStax 6でWavelet処理

相変わらず模様の変化は見えません。

4:50起床。
寝坊しました。稲刈り手伝いの筋肉痛のピークと疲労で目覚ましも効かなかったようです。明るくなっていた空には点々とモクッとした積雲が浮かんで木星空域にも邪魔していました。
Jup_202409082021_2
9月09日05時18~24分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=440、4000フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理

雲が退くのを待っていたら日出時刻を過ぎてしまいました。
木星はもやもやと周期の大きめの揺れで細かい所が見えませんでした。
大赤斑が昇ってきたタイミングでその前面が見えています。大背k斑から右に伸びる縞は薄れたままで濃い部分はずっと右端まで遠さかりました。
北赤道縞から太いフェストンが伸びています。

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2024年9月 8日 (日)

木星と土星 2024/09/08

天気が悪化する予報でしたが夜になっても晴れていたので衝直前の土星を撮影
Sat_202409071221_7
9月07日21時21分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、17.5ms、Gain=520、4000フレームを60%スタック×7、RegiStax 6でWavelet処理

衝なので輪に落ちる本体の影は見えなくなりました。
太陽光の差す角度よりも地球から見た角度が北側になったので本体に落ちる輪の影が輪の上側にかすかに見え始めました。

4:00起床。
曇っていると思っていましたが薄雲程度で晴れていたので木星撮影
Jup_202409071924_1
9月08日04時21~26分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=450、4000フレームを60%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理

夏の気流復活です。今シーズン始めて大赤斑の見えていない面です。
大赤斑が沈んで1時間ほど後なので南半球に見えている白斑は右から5番、7番、8番。南極寄りに赤斑も見えています。
北赤道縞の中央あたりの白斑が白く目立っています。

Jup_202409072025_2
9月08日05時22~27分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=380、4000フレームを60%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理

日出時刻を過ぎましたが今シーズン初めて1時間開けて2枚目が撮影できました。
8番白斑が中央に来ました。
北赤道縞中央左寄りの白斑も目立っていました。
北赤道縞の中は白い湧きあがりの雲の筋がいっぱい。

Jup_202409071924_1_pipp
4:24から4:56まで10分ごとに撮影した木星像4枚をコマ送り

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2024年9月 2日 (月)

眼医者にいく

仕事中はほぼ一日中パソコンのモニターを見続けて細かい文字を見ているため夕方頃には目がショボショボになり視力も落ちます。
最近はそれに加えて左目に張りが出た感じになったため眼医者に行って診てもらうことにしました。趣味の星見はモニター越しにしか行わないといっても目が悪くなったら楽しめませんからね。

以前眼医者に行ったのは半世紀以上前に1回だけです。目の病気ではなく兄にスプレー殺虫剤を顔に吹きかけられ目が開けられなくなり連れていかれた記憶があります。それ以来2回目の眼医者通いです。
どこの医院に行けばよいかなど分からないので、もし治療するのに通院を繰り返すことになったら歩いて行ける場所が必須と考え駅前で一番近い眼科クリニックにしました。

開院時刻20分過ぎに行ったら待合室はすでにいっぱいでした。
ぱっと見た感じ若い人も結構いるようです。みんなスマホのちっこい画面を長時間覗き込んでいる生活が長いので何らかの障害が出ているのでしょうか。僕は仕事で渡されているスマホは持っていますが、電話を受けるかたまにメールを読む程度にしか使わないのでそっちの心配はありません。

受付で渡された初診の問診表に「左目の張り、霞み、視力低下」と症状を書き込んで30分ほど待つと検査に呼ばれました。
視力検査、屈折検査、角膜曲率検査、眼圧検査、眼底検査、スリットM検査等を流れ作業のように受けてしばらく待つと診察室に呼ばれました。

先生の診断結果:
視力は裸眼としては良い。白内障の濁りもない。眼圧は正常値、そのほか目の機能としては問題なし。
視力が良いという結果が信じられなかったので数値を聞いてみると左右とも1.2とのこと。冬に受けた人間ドックの視力検査値の約2倍の分解能でした。

そして原因はドライアイと断定されました。
治療は目薬の処方でおしまい。

というわけで起きているときは3時間に1回点眼しているわけですが、点眼の経験が全くなかったので難しくなかなか目の上にクリアに1滴落とすことができません。たいがい上まつ毛か下まつ毛にかかってしまうので顔を傾けて目に流し込む動作が必要です。
まあ大事に至らなくて良かったというところです。

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木星 2024/09/02

3:50起床。
9月に入りました。1週間ぶりに晴れて木星が見えていました。夜中過ぎまで断続的に降った雨でベランダはびしょびしょ。レーダーを見ると南北に流れていた雨雲列は南西北東方向の流れとなって平野部から離れています。雨雲が襲来する心配はなさそうなので望遠鏡を展開。

冬の星座の星が明るく光っていたのでシリウスを拡大撮影。
_202409011938_2
低空で気流はあまり良く無いようで瞬いていましたがスタックして強調するとシリウスBも写っていました。

庇から出た木星に切り替え。
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9月02日04時48~56分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=420、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

今日も大赤斑の見える面でした。
大赤斑から右に伸びる縞はだいぶ薄れました。右端の方が濃くしっかり見えています。
大赤斑のすぐ右で南赤道縞から暗斑が飛び出しています。
南温帯縞は1番白斑の北あたりで急に細くなって暗斑列に変わっています。
北赤道縞の右寄りと左寄りに白い雲の湧きあがりのラインが見えます。北赤道縞の北辺はライン状にフラットです。

Jup_202409012021_4
9月02日05時17~24分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=420、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

2番と3番白斑が大赤斑の南に並んでいます。
南赤道縞の茶縞は大赤斑の北側で半分くらいが折返し残りが左側に流れています。大赤斑左側への巻き込みはなさそう出うです。

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2024年8月30日 (金)

土星の輪の傾きの変化をみる2

太平洋高気圧の縁を回って流れ込む湿った空気の影響で大雨となり、超スロー台風がまだ西にあるので湿った空気の流れ込みは続きしばらく星見は期待できないようです。
猛暑と雷と台風で8月もおしまいです。去年、今年と暮らしにくい8月でした。

空いた時間を利用して撮りためた土星の輪の見え方の変化を動画にしてみました。
202405171907_160_pipp
5月18日からおよそ半月ごとの画像です。
この3か月の間に土星との距離は5500万km接近しているので見かけの大きさがどんどん大きくなっています。探査機に乗って接近していくような感じです。

輪は6月19日頃が一番細く見え、その後広がって来ています。
右側の輪に落ちている本体の影の幅も衝が近くなって狭まってきました。また、本体に落ちていた輪の影が太陽の差す角度と地球から見る角度が一致してきてほとんど見えなくなっています。

今度の週末は星見も自転車走もできそうにないですね。

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2024年8月26日 (月)

木星 2024/08/26

4:20起床。
晴れていました。夜の間南風が部屋の中を吹き抜けて結構快適でした。
Jup_202408251950_8
8月26日04時47~54分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=420、4000フレームを60%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

今日も大赤斑の面でした。気流はややメラメラと細かく揺れていましたが写りはそこそこ良かったです。
大赤斑の中に赤い輪が見えます。これまでは中央付近に赤い芯が写ることが多かったですが何かの変化でしょうか。
大赤斑の左側で湧いた白い雲が右上に流されて長居は苦戦を引いています。
北赤道縞の中央付近では白い湧きあがりがあり左右に白い雲が伸びています。
南半球に見える白斑は右端が1番、大赤斑付近が2番と3番と思われます。

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8月26日05時26~29分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=400、4000フレームを60%スタック×2、RegiStax 6でWavelet処理

日出後もう一回撮影。4ショットのうち2ショットのカラーバランスが崩れたので2ショットでDe-lotatin。
こちらでも大赤斑の中に赤い輪のようなものが見えています。

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2024年8月24日 (土)

木星 2024/08/24

4:30起床。
薄雲と下層の断雲がありましたが晴れていました。月が庇近くで光っていたので試写
Moon_20240824
ポシドニウス(95km)

木星撮影は庇から抜けきった5時から。高度は65度くらいあります。
Jup_202408232004_2
8月24日05時00~07分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=420、4000フレームを60%スタック×7、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑が沈みかけの面です。
大赤斑の左下から左に白斑が並んでいます。たぶん3番と4番は近く5番と7番はやや大きめに見えています。
7番の上あたりから暗斑列が右に伸びています。
北赤道縞の中央あたりに輝く白い湧きあがりがあり、すぐ右側には濃い暗雲がフェストンを伸ばしつつあります。
北赤道縞の北辺には取り込まれた白斑が4個ほど見えます。

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2024年8月23日 (金)

土星 2024/08/23

今日も相変わらず湿った空気に覆われていましたが南風が関東平野を吹き抜けて風のぶつかりが無かったので雷定期便の襲来はありませんでした。
夜も南風が吹き窓を開けるとを部屋を吹き抜けて意外と過ごしやすい。
南風に載って断雲が流れていましたが土星が高度を上げてきたので撮影。
Sat_202408231335_9
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月23日22時35分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、17.5ms、Gain=480、5000フレームを60%スタック×7、RegiStax 6でWavelet処理

南風で望遠鏡が揺れていましたが意外とよく写りました。
衝まで2週間ちょっととなってリング右側に落ちる本体の影も短くなってきました。
また、太陽の差し込む角度と地球から見る角度が近くなって土星本体に落ちるリングの影がほとんど見えなくなりました。リングの傾きも最小時期と比べるとだいぶ開いてきました。

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2024年8月21日 (水)

木星 2024/08/21

3:40起床。
南西の空に満月から1日経過した大きな月が黄色く光っていました。かすかに薄雲があるようですが晴れていました。
さっそくベランダに望遠鏡を展開して木星が庇から出てくるまで二度寝。

4:40起床。
晴れています。空は薄明るくなり始めていました。
木星を導入してピントをずらしてみるとまだ2割ほどが庇に隠されていたので撮影したいのを我慢して待ちました。
5時前になってやっと像が円形になったので撮影開始。
Jup_202408202003_8
8月21日05時00~07分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=420、4000フレームを60%スタック×7、RegiStax 6でWavelet処理

気流は安定していたようですが庇ギリギリなので建物からの排熱気流(主にお隣のエアコン)が像をモヤっと揺らしていました。少しでも風があった方がありがたいのです。

大赤斑が見えてきた面でした。大赤斑から右に伸びる縞は大赤斑付近よりも右寄りの方が濃いので最近は大赤斑左側からの巻き込みが弱くなっているようです。
南赤道縞の濃い茶縞は大赤斑の右上で折り返しているようです。
北赤道縞の北端はほぼフラットで数か所に拡幅によって取り込まれた白斑が見られます。

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