坂東三十三めぐり

2006年9月 8日 (金)

坂東三十三観音巡りのまとめ1

2月から始めた自転車による坂東三十三観音巡りは8月に終了しました。この間、23日をかけ札所番号順に巡りました。前半は日帰り、後半はキャンプツーリングで巡り、走行距離は約3500kmに達しました。第1次は2度のパンクで引き返し、第9次の7月のキャンプツーリングでは連日の雷雨によりくじけ、 600km以上は無駄に走っています。
 かかった費用は33076円。主な項目は食費、温泉、銭湯入浴料、キャンプ場使用料、拝観料です。移動手段が自転車なので交通費は最後のフェリー代920円だけ。また、北関東方面は羽生の実家を中継地(避難地)に利用させてもらったおかげで大変助かりました。
 燃費(総費用/総距離)は9.48。1kmの移動に9.48円しかかかっていません。自転車ツーリングならではの経済性でしょう。

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2006年8月31日 (木)

フェリーに乗って

8月20日(日)
9日間に渡る夏休みも今日で終わり。明日からの仕事に向け今日は家に帰る。
5:00起床。テント撤収するが朝露に濡れたため砂が付いてしまい収納に苦労する。砂浜キャンプは後が面倒である。苦戦しているところに約束通り漁師のおじさんが500円を集金にくる。「今日はどこまで?」 さすが漁師は前向きな質問をしてくる。
6:10出発。晴天微風で東京湾は穏やかでフェリーの運航は問題なしだ。R127と旧道を交互に走り金谷を目指す。岬部分は旧道もなくしかたなくR127のトンネルを突破する。浜にくると港が開け海岸沿いにのんびり走る。
7:30金谷到着(20.6km)。フェリーターミナルに行き自転車の片道乗船券を購入920円。
7:35乗船開始。車に先立ち自転車に乗ったまま乗船。船室はクーラーが効いていて極楽。
7:45金谷出港。さらば房総半島。
8:25久里浜入港。車のあと最後に自転車に乗って下船。
1時間前まで房総を走っていたなんてチョッと考えられないスピーディーさ。フェリーは魔法の絨毯のようだ。県26~R134~江ノ島~R467~10:30遊行寺で藤沢の兄宅に寄ろうと思いTELするも留守電だったのでパスする。境川CR~都57~都3~多摩川CRで14:00帰宅。フェリーを使うと房総南部は意外と近いということを発見した。
Map200608208/20のコース。原岡海岸から金谷まで房総を走りフェリーで東京湾横断。久里浜から江ノ島に抜けあとはいつも走りなれた境川CRからのルートで自宅へ。





Img20060820_061726早朝の富浦の町。この周辺は琵琶の産地だそうで街灯に取り付けられているオブジェは琵琶をデザインしている。






Img20060820_065312勝山の浜から見た鋸山。あの岬を周ればフェリー乗り場のある金谷。最後の難所。






Img20060820_075246東京湾横断中僚船「しらはま丸(3260トン)」とすれちがう。海面は非常に穏やかでほとんど揺れを感じない。






Img20060820_081458久里浜入港直前に僚船「くりはま丸(2759トン)」とすれちがう。東京湾フェリーは3隻体制で運行されている。






Img20060820_082030フェリー船内車両甲板での自転車積載状態。二輪系は私の自転車と一緒に写っているスクーターの2台だけだった。






Img20060820_082037フェリー船内車両甲板での自動車積載状態。この便では乗用車7台だけだった。甲板上はガラガラ。






Img20060820_083059乗船してきた「かなや丸(3580トン)」。3隻の中で一番大きい。到着し下船終了するとすぐに金谷行き乗船が開始されていた。






Img20060820_095143R134七里ガ浜走行中。江ノ島まであとわずか。ロードバイク乗りにバンバン抜かれる。マイペースマイペース。






Img20060820_123006境川CRの走りはここで終わり、ここから都57~都3をつないで多摩川CRに出て自宅に到着。9日間に渡る夏休みツーリングは無事終了するとともに坂東三十三観音巡りも終了した。





走行時間:5h12m、距離:112.2km、AV.21.5km/h

9日間の記録
走行時間:64h27m、距離:1347.1km、AV.20.9km/h





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2006年8月30日 (水)

坂東三十三観音結願

8月19日(土)
4:10起床。朝食後テント撤収。5:00出発。20分ほどで昨日通った31番笠森観音到着。参詣後6:00出発。R409~茂原市内~一ノ宮川CR~海岸沿い太平洋岸自転車道~R128~県154~8:55、32番清水寺着。参詣後9:30出発。県154~R128~館山市内~館山湾沿いの道~県296で15:10、33番那古観音到着。ついに三十三観音を巡り終えた。参詣後15:50出発。県296~で16:40南房総市原岡海岸キャンプ場着。ここは浜辺のキャンプ場。さっそく荷を解き、よさげな場所にテント設営。夕日が沈むまで海岸でボーっとする。このキャンプ場は漁協が7月と8月だけ運営していて料金は翌朝に徴収される仕組み。温水シャワも完備されている。100円で3分ほど使える。今回も200円使った。

Map20060819_119日のコース。31番参詣後房総半島東海岸に出て32番を巡りながらずっと海岸沿いに走って館山市の33番まで回り原岡海岸キャンプ場を目指した。海岸沿いはアップダウンが続き、海風が強く暑さも手伝って房総最南端はショートカットしてしまった。




Img20060819_0530315:30、31番笠森観音。まだ早朝で寺を包む森の中は薄暗い。この森は天然記念物に指定されている。ここの観音堂は大非閣と呼ばれ床の高さが20mもある全国唯一の造りで国の重要文化財に指定されている。残念ながら時間が早すぎて観音堂に登ることはできなかった。また今度。



Img20060819_055131参道にあった子授かりのくすのき。木にできている穴をくぐると子宝に恵まれるという。相当な人数がくぐったらしく、木の穴の周りの樹皮はつるつるに磨き上げられたようになっていた。なのになぜ今少子化なのか?




Img20060819_080750大東崎の途中にある天狗寺。大東崎の灯台を見に行こうとして道に迷い、ふと茅葺の山門が目に入ったので寄ってみた。飯綱寺といい、本堂には大天狗と烏天狗の面が掲げられていた。結局灯台には行かなかった。




Img20060819_0840578:40JR外房線長者町駅前。32番に向かう途中立ち寄る。国鉄時代のままの駅舎。千葉県長者町という町名の駅ではなく千葉県岬町(現いすみ市)にある駅。ややこしい。





Img20060819_08551732番清水観音。海岸沿いの国道から内陸に向かい丘というよりは山の中にある。寺の起こりは8世紀後半といわれる。






Img20060819_10445610:40御宿町通過。御宿町といえば童謡「月の砂漠」らしい。街灯のオブジェも二頭のラクダが取り付けてあった。月の砂漠記念館というのもあったが当然立ち寄る時間はない。また今度。





Img20060819_105354御宿町の海水浴場。網代湾に形づくられた白っぽい砂の海岸が続く。タダで使える水シャワーがあったので頭からチョッと浴びて体を冷やす。





Img20060819_140248太平洋岸自転車道。ここから房総半島の最南端をまわって館山に向かうのだが、風向きと時刻を考慮してR128で内陸をショートカットして館山に向かった。最南端はまた今度。





Img20060819_15130515:10、33番那古観音到着。最南端をカットしたおかげで余裕で到着。これが最後の寺。じっくり拝ませてもらおうとしたら、なんと観音堂が平成の大改修中で足場に覆われて見れなかった。参拝だけは足場の中に通路が設けられて可能。工期は来年の9月30日まで。そうしたらまた来て見よう。



Img20060819_164258今日のテント設営状況。南房総市原岡海岸キャンプ場にテントを張る。海岸なので波打ち際まで30m。絶好なロケーションで日没までのんびりする。夜は波の音に包まれ、海岸なので結構風もあり快適ではあったが、日中にテントを張ったため地面の熱が残りいつまでも背中がホカホカしていた。

走行時間:7h15m、距離:151.5km、AV.20.9km/h

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2006年8月29日 (火)

28番~30番へ

8月18日(金)
4:50寝不足の中、自転車の走る音で目覚める。朝食取り、昨日パンクしたチューブをパッチ修理後テント撤収。
6:30出発。県79~県103ですぐに28番滑河観音到着。参詣後7:10出発。利根川CRに出て印旛沼へと続く長門水門から印旛沼CRへ。その後新川CR~花見川CRと続き県72~R126で千葉県庁前通過しチョッと迷ったけど県20で12:00、29番千葉寺着。参詣後12:30出発。R357~県24~五井駅前で飯屋を探して周回中、またもや後輪がフニャフニャに。公園でチューブ交換し、五井は立ち去ることにした。引き続き県24~姉ヶ崎~県287~袖ヶ浦~県270~木更津~県23~15:50、長距離の向い風と高温でヘトヘトになって30番高倉観音着(127.3km)。思わず境内にある手水の水をがぶ飲みする。今回の旅で手水の存在価値が良く理解できた。参詣後16:20出発。今日の最終目的地31番笠森観音に向かうが時刻が押している。県33~R409(房総横断道路)で何度も丘を越え31番笠森観音前は17:30。もはや薄暗く写真もとれないので参詣は明日に回し、キャンプ地笠森キャンプ場へ。ところがキャンプ場は無人で水道の水さえ止めた状態(蛇口の栓がみんな外してあった)。予約しておかないとキャンプできないらしい。しかたないのでユートピア笠森の風呂へ。最後の最後でまたもや登らされて大汗。昔営業していた施設は廃業していたがリニューアルオープンした宿泊施設の浴場に500円で入れた。1時間ほどゆっくりつかった後、ロビーで今夜のことを思案する。仕事電話などを片し20時過ぎ外に出る。結局テントは近くの浄化施設前のアスファルト上に張った。
Map2006081818日のコース前半はCRをつないで千葉市に向かう平坦なコース。その後は幹線を避けて県道走り。木更津からは房総内陸のアップダウンを味わう。31番の笠森観音まで狙ったのは欲張りすぎだった。




Img20060818_0650536:50、出発して20分で28番滑河観音に到着。見えている仁王門は茅葺で国の重要文化財。室町時代の建立。






Img20060818_074756利根川CR走りはここまで、海から69km。ここから印旛沼CRで南下する。






Img20060818_082637印旛沼CR。左側が印旛沼。木陰が全く無く日に照らされつづける。






Img20060818_12065012:00、29番千葉寺。仁王門は文政年間(1818~1829)に立てられたもの。寺の名前は「せんようじ」と読むそうです。






Img20060818_121145千葉寺のねこ。「おい!、しっぽに日があたり始めてるぞ」と声をかけるがぐったり。






Img20060818_15525815:50、30番高倉観音。千葉から3時間以上向い風の高温の中走り続け、途中パンク修理もこなしへとへとになって到着。うっそうとした木陰でホッと一息。





Img20060818_155517高倉観音の手水。三十三観音中一番大きい。龍の口から流れ出る水をペットボトルに満たし、がぶ飲みして生き返る。この上に解説があり、男は右、女は左の龍水で清めるように書いてある。たしか左側を飲んだよなぁ・・。




Img20060818_181419ユートピア笠森。浴場施設が廃止になっていたのでダメ元でフロントに聞いてみると500円でこちらの大浴場に入れるとのこと。ありがたく利用させてもらった。大浴場は誰も入ってなくてずっと貸切状態だった。風呂なし水なしではとてもじゃないけどキャンプできません。



Img20060819_044814今日のテント設営状況(翌朝撮影)。浄化施設への道の行き止まりに設営。路面が水平で非常に寝やすかった。雨の心配が無かったのでフライシートは使わず。右のフェンスの中に浄化施設が建っていて一晩中ブゥ~ンという低めのやや大きな音を立てていたがこれがかえって眠気を誘って熟睡できた。

走行時間:8h08m、距離:161.7km、AV.19.8km/h

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2006年8月28日 (月)

27番と28番へ

8月17日(木)
昨日までで厳しかった茨城県内の寺は巡り終わり、今日からは最後の千葉県に突入する。明け方、強い俄雨が襲い、テントをたたく雨音で目覚めた。まだ4時、気にしないで眠り込む。
5:00起床。外を見ると雨は止み朝日が出ている。昨日とうって変わって南からもくもくとしたパワーのありそうな積雲が流れてくる。今日も雨覚悟で荷造り。6:00出発。霞ヶ浦湖畔の道路~常陸利根川CR~潮来大橋~県101走行中ザーッと通り雨がくるがすぐ止む~北浦にかかるR51神宮橋~県238。鹿島臨海工業地帯に突入して苦手なダンプ、トレーラーの多い道をさけようとしたがどの道もいっぱいだった。しかたないので歩道走りをしているとあのフニャフニャ感が襲ってきた。パンクだ!。8:40後輪をはずしチューブ交換。
 その後一番海よりのシーサイド道路~波崎港(64.6km)~銚子大橋~11:20、27番飯沼観音着。参詣後、昼食を食べに銚子港の先にあるウオッセ21へ。昼食後、あとは利根川沿いに60km走って28番滑河観音を巡れば今日のキャンプ地フレンドリーパーク下総はすぐそばのはずだったのだが、銚子漁港沿いの道路走行中、急にガクンと衝撃を受けた。急停車してみると後輪がペチャンコ。またパンク!!。予備チューブは使ってしまったので漁港の岸壁でパッチ修理。しかも2枚使った。パッチもなくなったので市内の自転車屋を探してチューブ1本とパッチ購入。余計な時間を使ってしまった。
 結局銚子を出たのが14:00過ぎ。R356~利根川大橋手前から利根川CR~時々R356に乗り換えたりして常総大橋ですでに17時前。28番は明日に回してフレンドリーパーク下総に向かいぎりぎりキャンプ手続き時間に間に合った。
Map2006081717日のコース。銚子までは向い風、銚子からは追い風に変わる平坦なコース。朝方雨に降られたもののその後は回復し夏の日差しの中を走る。利根川CRに入ってからは景色の変化がなくなり居眠りしそうになる。




Img20060817_084619鹿島市内の工業地帯で1回目のパンク。そもそも歩道は自転車が走る所ではない。車がビュンビュン通過する脇でパンク修理。滅入るなぁ。





Img20060817_101059シーサイド道路から海岸へ。ここは日川浜海水浴場。広がる海は鹿島灘。台風は関東から遠ざかりつつあるが波が高く遊泳禁止になっている。





Img20060817_11004511:00シーサイド道路の終点波崎港。ちょうど漁船が出港していくところ。「サンマいっぱい取ってきて!」。






Img20060817_11250511:25、27番飯沼観音着。この山門の脇にあるラーメン屋のおじさんに声をかけられた。「どこから来たの?」、「どこまでいくの?」、「この自転車高いんでしょ?」。ウーム、答えるのに悩む難問ばかりだ。最後は「気をつけて!」「ありがとう。」でお別れします。



Img20060817_12160012:00、ウオッセ21のレストランで「市場丼」1680円を食す。ウマかった。でも自転車のりにとってはボリュームが不足だ。昨日のチキンカツくらいほしい。





Img20060817_13040113:00昼食でパワーアップしていざ28番に向かおうと漁港沿いの道路走行中こんな太い目ネジを突き刺してパンクした。タイヤをはずしてみるとネジはリムまで刺さっていて一瞬リムもだめになったかと思った。幸いチューブだけ直せばOKだったが表から裏に貫通したので2枚もパッチを使ってしまった。工業地帯や港湾沿いの道路はいろんなものが落ちているので避けたいところだが。

 

Img20060817_16564916:55閉館ぎりぎりに到着したフレンドリーパーク下総。公共機関の運営する施設は定時間内しか受付しないことが多いので到着時刻は注意を要する。料金はたったの320円。キャンプはまたしても一人ぼっちだった。




Img20060818_050558今日のテント設営状況(翌朝撮影)。雨を心配して調理場にテント設営。この周辺も銭湯は無いがここには温水シャワーがあり助かる。しかも5分100円は良心的。200円使った。しかしこの夜は暑かった。夜は風も無くなりとてもテントの中に居られず2時ころまでコース周辺をふらふらしていた。手前の路面が自転車用のサーキットコースになっている。早朝自転車の走行音で目覚める。地元の人がロードバイクで周回していた。

走行時間:6h45m、距離:144.1km、AV.21.3km/h

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2006年8月27日 (日)

24番~26番へ

8月16日(水)
4:20起床。テント撤収後朝食。6:10出発。出発直後今日も雨が降り始める。筑波りんりんロード~雨引休憩所~24番雨引観音(8.1km)~りんりんロード~筑波休憩所~県42~25番大御堂(31.6km)~風返し峠~表筑波スカイライン~26番清滝寺(49.7km)~小野小町の里~県199~りんりんロード~土浦~湖岸沿い道路~霞ヶ浦大橋~湖岸沿い道路~15:30「しおみ」で食事。今日は近くの天王崎にある「白帆の湯」につかり天王崎公園にテントを張る予定だったが「白帆の湯」が水曜定休日であったため予定が狂った。地図を調べ天王崎の対岸にある浮島キャンプ場に目的地を変更。湖岸道路~北利根橋~湖岸沿い道路を走り17:00浮島キャンプ場到着。
Map2006081616日のコース。岩瀬駅を出発後、筑波りんりんロードを軸に筑波山麓の3寺を巡る。その後土浦から霞ヶ浦湖岸道路を走り浮島キャンプ場でキャンプ。筑波山麓はキリと雨。その後天気は曇りベースで走りやすい。霞ヶ浦も南のほうにくると霧がかかる天気となった。



Img20060816_0615556:15筑波りんりんロードの岩瀬スタート地点。ここから約40kmで土浦に至る自転車専用道路。かつては筑波鉄道が走っていた軌道跡を自転車道路として整備。





Img20060816_0654416:50雨引休憩所。スタート直後から雨模様となる。りんりんロードの休憩所はかつての駅の跡に作られている。かつてのホームがそのまま残されている。





Img20060816_0713457:10、24番雨引観音到着。スタートしてたいした距離ではなかったが体が動き始める前に寺直前1kmの坂登りと雨で大汗をかく。





Img20060816_072523雨引観音境内に放し飼いの孔雀。この季節オスの飾り羽根は抜けてしまっている。あの目玉模様の飾り羽は毎年はえかわるということはつい先日知ったばかり。





Img20060816_082410参詣を終えりんりんロードに戻る途中にあった案内板のところで振り返って撮影。山の中腹に見えているのが寺院。






Img20060816_085353再びりんりんロードに戻り筑波休憩所を目指す。山から下りると雨は止んだ。ここは県道501号線だった。






Img20060816_10080210:05、25番大御堂到着。筑波休憩所から県42を登り筑波山神社の鳥居をくぐったそばにある。






Img20060816_10404310:40、風返し峠(410m)。25番参詣後県42をさらに登りつづけ途中からまた雨となる。高度が増すにつれ霧もかかり全身ウェット状態。ここから右折して表筑波スカイラインを下るが霧で見通しが利かず、雨で路面がスリップしやすくせっかくの下り坂はブレーキをかけ続けてゆっくり下る。
 
 

Img20060816_11380511:40、26番清滝寺到着。これで今日の目的は果たし、午後はキャンプ地に向かって進むだけのお気楽ツーリングだ。






Img20060816_115226清滝寺のねこ。







Img20060816_134604霞ヶ浦の北に広がるレンコン畑。土浦から少しすすむとあたり一面レンコン畑となる。






Img20060816_135535霞ヶ浦北岸にある25%の坂道。このコーナーの先に上り坂がある。






Img20060816_143847湖岸道路と霞ヶ浦に浮かぶ帆かけ船。自転車専用ではないが交通量はほとんど無い。今日は東よりの風のため土浦からずっと向い風。木陰も無いのでカンカン照りの場合つらいかも。また、道路沿いには休憩所はほとんどなし。




Img20060816_155204天王崎近くのR355沿いにある「しおみ」のチキンカツ定食750円。今日のキャンプ予定地の近く。まずはしっかり食べてゆっくりしようと考え定食を頼んだらこのボリュームが出てきた。もちろん完食。おかげで予定変更後の行動力の源となった。




Img20060817_051359今日のテント設営状況(翌朝撮影)。当初の予定を変更して霞ヶ浦対岸まできた。湖岸から涼しい風が吹き渡り、虫も少なく快適だった。ここの管理は稲敷市が行なっており、使用料はなんと無料。トイレも炊事場もきれいに管理されていた。ここは穴場です。ただ、周辺に商店、コンビニ、銭湯がないのでここにくるまでに済ませておかねばならない。今日はしかたが無いので水道の水を浴びてタオルで全身を拭くだけで我慢。

走行時間:6h49m、距離122.2km、AV.17.9km/h

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2006年8月26日 (土)

22番と23番

8月15日(火)その2
9:10、21番日輪寺を出発。、一旦県248を登り返して八溝林道を下り県28~R118~袋田の滝入り口でR461旧道~月居峠(トンネル)~R461~県33~県166~県61で13:50、22番佐竹寺(109.4km)着。参詣後、県61~R118~水戸~R50~15:55、23番観世音寺(150.6km)。参詣後16:30出発。笠間市街を通過してR50~18:00桜川市上野沼近くにある銭湯「ゆららの湯」につかり、夕食を取る。20時JR水戸線岩瀬駅裏の空き地でテント泊。
Img20060815_0950469:50、八溝林道を下りきり県28に合流したところ。山頂にあった八溝神社の鳥居をくぐる。右に小さなみやげ物屋がある。






Img20060815_095103みやげ物屋で炭火で焼かれる地元の産物。あゆ塩焼き食べたかったけど、時間が早すぎてまだ未完成らしい。いも串でがまんした。





Img20060815_095701いも串。甘い味噌ダレのかかったサトイモだった。山登りの後で空腹なのでとにかくウマイ。






Img20060815_10292210:30、県28を快調に下る途中、木造2階建ての立派な中学校校舎を発見。懐かしさを感じ立ち寄る。そういえば自分の中学校も木造だったなぁ。廊下を走るとドシンドシン響いて先生に怒られたなぁ・・・。




Img20060815_10472510:50、県28とR118が合流した近くにあるJR水郡線下野宮駅(無人)。福島方面を写す。画面上のミラーに不覚にも誰か写っている。(くりやん。わかる?)





Img20060815_11593512:00、R461旧道の月居トンネル。袋田の滝入り口からここまで結構登らされて到着。トンネル入り口にいきなり信号機が付いている。このトンネルは明治19年竣工という歴史のあるトンネル。昭和51年に新月居トンネルが開通するまでR461はここを通って行くしかなかった。



Img20060815_13520713:50、22番佐竹寺到着。この仁王門は昭和の築だが中に収まる仁王像は江戸時代の作。それよりも奥に建つ茅葺屋根の本堂は1546年築で国指定の重要文化財。もっとじっくり見ていたかったけれど時間がかなり押しているので次に向かう。




Img20060815_15570315:55、23番観世音寺着。22番からここまでは県道、国道をひたすら走ってきたので途中の記憶はほとんどなし。ガイドブックでは石碑の辺りに小さな山門があったはずなのに無くなっていた。





Img20060815_16331816:30、23番の参詣を終え笠間市街を通過中、笠間稲荷の鳥居前を通過。寄ってみたかったが今日の泊地岩瀬と銭湯ははまだ25km先。明るいうちに着くためにパスする。





Img20060816_045811今日のテント設営状況(翌朝撮影)。JR水戸線岩瀬駅裏の旧筑波鉄道岩瀬駅跡の広場に設営(ここはキャンプ場ではない)。ここでテントを張るのは今度で2回目。ここからスーパー銭湯「ゆららの湯」まではR50を下館方面に約6kmある。銭湯からの帰りは汗を掻かないようにゆっくり戻ってきたのだがこの季節ではムリだった。

走行時間:8h46m、距離:179.5km、AV.20.5km/h

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2006年8月25日 (金)

八溝山と21番

8月15日(火)その1
4:10起床。テント撤収して味噌汁の朝食。
5:10出発。黒羽運動公園から一旦R461に戻り360mの唐松峠を越える。このあたりで弱い雨が降り始める。県13~県321に入ったところで荷物に雨対策(ビニール袋に詰める)。県321~県28~尾根沿いの林道~8:30八溝山山頂(31.2km、1022.2m)。県248を下り8:45ついに21番日輪寺(33.7km)到着。
Map2006081515日のコース。黒羽から八溝山までひたすら登る。山頂から一旦21番に下り、再び上り返してから大子に下る。
その後22,23と巡り、風呂を目指してR50を突っ走る。JR水戸線岩瀬駅まで戻り、駅裏の公園でテント泊。




Img20060815_065731県321の貯木場。出発時は朝日が射していたが山間部に入ったとたん雨となり、荷台の荷物をビニール袋に詰めなおした。その後は降ったり止んだり。





Img20060815_0709167:10県321と県28の合流点。八溝山まであと10kmとある。ここから先登りが急となった。写真を撮るため自転車を止めたとたんアブの群れに取り囲まれた。体を静止したら最後一斉にたかられるので常に全身を動かしつづけて撮影。




Img20060815_072534合流点からだいぶ登ってきた。アブもしばらくの間自転車を取り巻いて追ってきたが、このあたりでほとんど振り切った。見晴らしが開けはるか下に走ってきた道が見える。このあたりで700m





Img20060815_074819初めて福島県をチョッと走る。倒れているのは「通行止め」の看板。私が倒したわけではありません。来たときにすでにこうなっていました。





Img20060815_0828548:30八溝山山頂1022.2mに立つ。ここは茨城県で一番高い場所です。辺りは残念ながらキリに包まれ景色は全く見えなかったのが残念。すぐ脇には八溝神社と鉄筋コンクリート作りの立派な展望台がある。驚いたことにこの展望台は有料(100円)で、この時間に料金徴収のおじさんが詰めていた。景色が期待できないので当然登らず。代わりに日輪寺までの道路情報を聞き出した。
  

Img20060815_0848182回目の挑戦でたどり着いた21番日輪寺。山頂から150mほど県道248を下ったところにある。参拝後その県道を引き続き下れれば極楽だったのだが途中で寸断されているらしく通行止め。展望台のおじさんもそういっていたので確実。したがってまた150mのぼり返してから別のルートで下ることになった。疲れることこの上ないが湧き水のうまさに救われた。

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2006年8月24日 (木)

大田原黒羽運動公園

8月14日(月)
いよいよ三十三観音めぐりに出発する。先月のツーリングで中断した21番を目指すが羽生からでも1日では到達できない。今日は大田原の黒羽運動公園のキャンプ場を目指す。
5:00起床。朝食を腹いっぱい食べさせてもらい6:10羽生出発。
新しくなった昭和橋で群馬に入り、邑楽用水沿いの道~谷戸川CR~渡良瀬遊水地~思川CR~農道~下都賀広域農道~県2~宇都宮~県63~塩屋町~R461~県27で15:00黒羽運動公園到着。今日も余裕だ。
さっそくキャンプ手続きしようとしたが管理棟は無人。プールの管理人に聞くと親切にも担当者に電話をかけてくれた。担当者にキャンプの件を話すと手続きが必要なので体育館まで来てくださいとのこと。体育館はどこ?。プール管理のおじさんに場所を聞くと来た道を戻れば大きいので見えるとのこと。気付かなかったなーと思いつつ体育館探しに行く。しかしいくら行っても見えない。那珂川の橋まで戻ってしまった。案内板があったので見ると、確かに途中にあったがそれは70m以上も急坂を登った丘の上だった。汗だくで到着すると「よくきたねー」だって。料金は市外の人は五割増の2250円。差別ダー!。結局荷を解いたのは16時30分を過ぎてしまった。
Map2006081414日はひたすら関東北部へ進むコース。宇都宮市内を通過するが時間的に早すぎてギョウザは食べれない。R461に入ってから丘超えのアップダウンが出てくるが、それまではほぼ平坦。南の追い風が期待できる。明日の八溝山登坂に備えどれだけ体力を温存できるかがポイント。






Img20060814_071806渡良瀬遊水地に注ぐ谷戸川のCR風景。まだ7時過ぎだが正面からの日差しと高い湿度で暑くてしかたない。500mlのペットボトルの水はもう半分しかない。





Img20060814_14162814:15大田原市内R461とR400の交差点にある旧奥州街道大田原宿の石碑。






Img20060814_15054115:00予定より早く黒羽運動公園に到着。市営プールなどあり人がいっぱい。この公園には写真のように土俵があり、ちょうど大相撲の八角部屋の力士たちが巡業で来ていた。八角部屋の幕内力士の北勝力は黒羽の出身。テントは土俵の後ろのほうにある炊事場に張った。



Img20060814_170215今日のテント設営状況。キャンプは私ひとりの貸切状態だったので炊事場の屋根の下に設営。これで雨が降っても怖いものなし。風呂は自転車で45秒の場所に温泉「五峰の湯」があり500円で入れた。夜は涼しく、ここまでくると天の川もはっきりと見えた。キャンプ場料金以外は大満足な一日でした。

走行時間:7h28m、距離:165.3km、AV.22.2km/h

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2006年8月23日 (水)

杉ノ峠と陣見山林道

8月13日(日)
5:10起床。6:10出発。どこへ行くという目標は決まっていなかったけれど秩父高原牧場にあるモーモーハウスのビン入り牛乳が飲みたいなどと思いつつ朝の冷ややかな空気の中を走っているうちに方向違いな利根川CR沿いをさかのぼっていた。利根大堰~右岸CR~坂東大橋~左岸CR~高崎伊勢崎自転車道~烏川柳瀬橋~県23~県13~鬼石~杉ノ峠(300m)~陣見山林道~県349~寄居~R140~熊谷~県128~武蔵水路~埼玉用水路~利根川CR~15:30実家帰宅。
Map2006081313日のルート。利根川沿いにさかのぼり、高崎で神流川沿いに南下しひと山越えて荒川に出て実家に戻るコースとなった。結局牛乳は飲まなかった。





Img20060813_102806県13杉ノ峠への登り途中。神泉の集落が見下ろせる。画面左にはピラミッドのような三角の山が目立っていた。昨日とうって変わって青空で日差しがまぶしく山の緑も清々としていた。





Img20060813_111057陣見山林道から長瀞方面(南側)を見下ろす。この林道は標高300~500mくらいを何度かアップダウンする。木陰が多くあって気持ちよく走れた。





Img20060813_111547同じく陣見山林道から北側を写す。空気が澄んでいれば赤城や日光方面の山も見渡せるはず。今日の装備はフロントバッグのみ。中にはガズバーナとカップ麺と紅茶が入っている。途中の東屋で休憩を取ってお湯を沸かして食す。これがいいんだなー。




Img20060813_144318北海道のように地平線まで真っ直ぐに伸びる道路。埼玉用水路沿いの道で5kmは続いていた。

走行時間:7h31m、距離:160.6km、AV.21.4km/h

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