秩父巡礼4
巡礼三日目(11月5日)
今日も5時には目覚めていた。外ではポチャポチャと葉っぱからしずくのたれる音がしている。また天気予報がハズレたかと思ったが起きてみてわかった。6:00起床。あたり一面真っ白な霧に覆われている。このため濡れた葉からしずくが落ちていたのだった。霧が晴れるまでゆっくりする。7:30出発。8:10三十二番法性院着。奥の院まで参詣。奥の院までは急な登山道と最後は岩場で鎖につかまり登山。絶景であった。9:05出発。三十三番菊水寺~10:20、三十四番水潜寺で結願。10:45帰途につく。日没まであと6時間。県284~県44~皆野~県82~R140~寄居~R140~12:25熊谷大橋下の荒川CR~羽根倉橋~志木~県36~ひばりが丘~都12、都19~多摩川CRで16:35無事帰宅。今回はパンクも無くノートラブルであった。
三日目の巡礼ルート。今日は残った3寺を巡って家まで帰る。各寺間は市内とは違いチョッと離れている。
霧に包まれる下吉田キャンプ場。昨日夕方雨が降ったあと静かに晴れ渡ったため放射霧が発生した。昨夜のキャンプ場宿泊客は自分を含めて3組4人だった。
32番法性寺観音堂からさらに山道を登っていくと岩舟山と呼ばれる岩山の頂上に立つお船観音がある。観音様の後ろの柵からは垂直に80m以上落ち込んでいる。
上の写真から振り返って見た景色。この岩山の尾根沿いを右側に落ちないように慎重に進んでいくと・・・。
最後の登りは鎖場となる。岩に穿たれた穴に足を合わせて鎖につかまりよじ登ると・・・。
岩をくりぬいて祠とし大日如来が鎮座されておった。全体を写したかったが頂上の広さが半畳も無くこれ以上遠くから撮影できなかった。思わず無事下山できますよう拝んでしまう。ここに如来様を担ぎ上げた人はすごいと思う。
大日如来がいつも見ている景色。数分間だったけど自分だけしかいない静かな時空間を満喫した。盆地には今朝の霧がまだ薄くたなびいている。(この場所で立ち上がって液晶画面を見ながら撮影なんてとてもできないので岩に腰をおろして撮影した)。
33番に向かう途中にあった現役の茅葺民家。R299のすぐそば。
33番菊水寺の参詣風景。ちょうどレンタカーを借りて巡礼している人たちと一緒になったのでコッソリ撮影。背中には「南無観世音菩薩」と書いてある。みなさんで般若心教の読経がおこなわれている「 ぶっせつまかはんにゃはらみたしんぎょう。・・・・・」。
帰路、寄居の町を通過したら祭りが行なわれ山車が出ていた。こういう場所は自転車を押して通るしかない。ヘルメットをかぶりテントを積んだ自転車を押す姿は結構目立つ存在らしく何故かハズカシかった。
今日の各寺の到着時刻と距離の記録
到着 区間距離
発地 下吉田キャンプ場07:30 0.0km
32番 法性寺 08:07 10.0
33番 菊水寺 09:24 6.7
34番 水潜寺 10:21 13.3
自宅 16:35 122.1
走行時間:6h34m、距離:152.1km、AV.23.1km/h
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