木星 2024/01/31
移動性高気圧は東に去って高気圧の後面となり西から前線の雲が押し寄せてきましたが関東南部は山越えの気流となって雲は消え夕方以降も晴れとなりました。
南の風がベランダに吹き付けて夜になっても気温が下がらず望遠鏡が揺らされる条件の中で撮影開始。
1月31日17時25~34分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを60%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理
南赤道縞の中央やや左寄りの島状斑、その右下にできたグレー暗斑はさらに右方向に引き延ばされて島から縞に変化しつつあります。北側は左に流れる風、南側は暗斑列を運ぶ右に流れる風でこの先も伸ばされて薄れていくのでしょうか。
1月31日18時28~37分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを60%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理
南風は衰えず望遠鏡は揺れ揺れ。
2番から4番白斑の見える面ですが2番は見分けが付きません。
1月31日19時28~37分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを60%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理
相変わらずの南風で気温は下がらず12度くらいあります。
2番から5番白斑が見えている面です。左の5番の上にグレーの縞が左に湾状にへこんだあたりが色付き白斑かもしれません。
1月31日20時25~34分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを60%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理
大赤斑が見えてきました。大赤斑の右から伸びる縞は色が濃いですが途切れ途切れに右に伸びています。
5番白斑がほぼ中央でその北側のグレーの縞が湾状にへこんでいる部分が色付き白斑の輪郭とすると結構大きくなっています。
北赤道縞の北側が出っ張ったり凹んだりして幅に変化があります。
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