木星 2024/10/13
目覚まし時計は2:50にセットしておいたのですが 1:20目覚めました。
空は快晴のようなので起きだして木星撮影準備を開始。
木星を導入してピントを合わせるとガニメデの大きな影が南極地方に落ちていました。
まだ庇の口径食だったのですがとりあえず撮影。
10月13日01時33~36分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=420、4000フレームを50%スタック×4、RegiStax 6でWavelet処理
大きな移動性高気圧に緩やかに覆われ久しぶりに夏のような気流です。
まもなく影は木星面から離れるタイミングでした。
以降、1時間毎の定時撮影に突入。10分準備、8分撮影、画像処理をかけて40分仮眠のルーチーンでした。
10月13日02時00~07分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=420、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
1番白斑が中央。気流が良いのでクッキリ見えています。
南温帯縞は中央から左で急に細って暗斑列だけになります。
南赤道縞の北側茶縞の中にギザギザした青黒い雲の流れがあります。
10月13日03時00~07分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=420、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
大赤斑が見え始めました。 1番、2番、3番白斑が見えています。
南赤道縞の南縁に大きなリング暗斑が見られず直線状になっています。
南赤道縞の北辺から幾条か青黒い雲が立ち上がってフェストンになっています。
10月13日04時00~07分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=420、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理
イオが裏側から出現しガニメデが接近してきました。ガニメデの表面が濃淡しているのが見えます。
大赤斑の右上の南赤道縞北辺にひときわ明るく白い雲の湧きあがりがあります。白い雲の沸き上がりのすぐ隣で青黒い雲の立ち上がりがあります。
大赤斑から右方向に薄くグレーの細い縞が伸びているのと並行してその南側にオレンジ色の細い縞が伸びています。その2本に挟まれた大赤斑のすぐ右に白斑が見えます。
10月13日04時59~08分 D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Uranus-C、SharpCap 4.1、15ms、Gain=420、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理
ガニメデが南極地方を経過中で黒・白・グレーの3色の円盤に見えています。
大赤斑の中に横に伸びた芯のようなものが見えます。
ガニメデの北にある4番、その左5番白斑は横に引き延ばされたような白いシミのように見えています。
北赤道縞の北側の白いゾーン内に細いグレーの2本の並行する縞が見えます。
北半球高緯度にいくつもの白斑が見えています。
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