日記・コラム・つぶやき

2025年7月12日 (土)

ISSの見え方 2025/07/09

9日宵のISS通過は気流も良かったのでく接近してから庇に隠れるまでの間の画像が揃ったのでコマ送りにしてみました。
撮影は19:41:43~19:42:49までの66秒間。
3秒ごとの姿を繋いでみました。
Iss_202507091042_3_pipp
南に向かって天頂の左を通過するコースなので経緯台で追尾している場合ISSは反時計回りに回転して写ります。

Iss_202507093
自動追尾用に計算されたデータから撮影期間中のISSとの距離をグラフにしてみました。
最初の1コマ目で距離575km、最接近時は462km。
今回のコースはベランダから庇に隠れる前に最接近の姿を捉えられる恵まれたコースでした。

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2025年7月10日 (木)

土星 2025/07/10

2:50起床。
晴れていました。夜の間中あけ放った窓から南風が部屋の中を吹き抜けていて結構快適。 昨日よりも空の透明度は良くなっています。

Sat_202507091804_4
7月10日03時04分  D=180mm、F=2700mm、Uranus-C、2.5×パワーメイト、ADC、SharpCap 4.1、12.5ms、Gain=540、15000フレームを50%、RegiStax 6でWavelet処理

今日もまずまずの夏の気流で安定していました。

Sat_202507091832_6ir
7月10日03時32分  D=180mm、F=2700mm、Uranus-C、2.5×パワーメイト、ADC、IRフィルター、SharpCap 4.1、15ms、Gain=540、15000フレームを50%、RegiStax 6でWavelet処理

赤外フィルターで撮影。可視光よりも縞模様が多く写ります。

海王星
Nep_202507091813_4
土星のすぐそばにいるので自動導入せずとも簡単に視野に導入できるのでついで撮りしてしまいます。
明け方は金星と天王星も見えているのですが位置が北に寄っていてベランダからは庇の影となり撮影不可能。

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2025年7月 9日 (水)

ISSを撮る 2025/07/09

宵の時間にISSの通過がありました。
南西から北東に通過するベランダから狙いやすいコースでした。

ISSの光跡
Iss_20250709
流星カメラで1秒ごとの露出を合成。
右上の星はうしかい座のアークトゥルス。アンテナの右はさそり座のアンタレス。
屋根の上に月がありますが今日は月の赤緯が最南で南中高度はたったの25度しかありません。

接近中の姿
Iss_202507091042_3capture_f0230002400_la

最接近の頃
Iss_202507091042_3capture_f0773007830_la
接近時の高度も60度を越えて460kmほどの距離。夏の気流できれいに写りました。

1.5倍のDrizzle処理
Iss_202507091042_3capture_f0773007830_dr

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土星 2025/07/09

2:50起床。
曇っているのかと思うほど透明度の悪い空でしたが何とか土星が肉眼で見えました。

Sat_202507081804_1
今日も衛星撮影。
土星の左にディオネ、輪のすぐ左にミマス、土星の右、輪の下にテティス、右にエンケラドゥス、レア、タイタンで今日も画角内は6個でした。

Sat_202507081815_7
7月09日03時15分  D=180mm、F=2700mm、Uranus-C、2.5×パワーメイト、ADC、SharpCap 4.1、15ms、Gain=550、15000フレームを50%、RegiStax 6でWavelet処理

透明度は悪いですが気流は良かったようです。

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2025年7月 7日 (月)

土星 2025/07/07

3:00起床。
透明度の悪い薄雲が広がって良そうなそれでしたが土星が見えていたので撮影に入ってみました。
土星を導入してピント合わせをおこなったところで急に低い雲が南から流れ込んで土星が隠されました。
しばらく雲の切れ目を待っていると30分ほど経過してやっと土星が姿を現したので撮影開始。しかし1分ちょっとで雲がかかりました。
Sat_202507061836_9
7月07日03時36分  D=180mm、F=2700mm、Uranus-C、2.5×パワーメイト、ADC、SharpCap 4.1、15ms、Gain=540、5300フレームを60%、RegiStax 6でWavelet処理

気流は良かったようですがフレーム数がいつもより少ないのでちょっとノイジーです。

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2025年7月 5日 (土)

土星と海王星 2025/07/05

2:00起床。
前夜は雷雨崩れの雨が降ってベランダが濡れていたので望遠鏡は出さずに就寝。目覚めて外を見ると薄雲があるものの土星が見えていたので急いで望遠鏡を展開。
鏡筒が外気温になじむまで衛星撮影してみました。
Sat_202507041803_5
7月05日03時03分  D=180mm、F=2700mm、Uranus-C、SharpCap 4.1、1000ms、Gain=600、100フレームを80%、RegiStax 6でWavelet処理


今回は14.6等と暗い衛星ハイペリオンも写らないかとシャッタースピードを長めに数パターン撮影してみたところ矢印の位置にかすかな光点が写りました。
そのほかの衛星は左端にイアペトゥス、その右は11.8等の恒星、土星の右側近い方からテティス、ディオネ、レア、タイタン。
ミマスとエンケラドゥスは輪の近辺にあって光芒に埋もれて分離できず。今回も6個同時でした。

Nep_202507041820_6
7月05日03時20分  D=180mm、F=2700mm、Uranus-C、SharpCap 4.1、1000ms、Gain=530、50フレームを80%、RegiStax 6でWavelet処理

衛星トリトンも1秒露出かけるとしっかり写ってくれました。気流の安定と望遠鏡の揺れが無いのが条件です。

Sat_202507041830_8
7月05日03時30分  D=180mm、F=2700mm、Uranus-C、2.5×パワーメイト、ADC、SharpCap 4.1、10ms、Gain=570、15000フレームを50%、RegiStax 6でWavelet処理

土星の輪が今年最大の開き具合となりました。このあと11月末頃に向かってどんどん細くなっていきます。

Nep_202507041837_9
7月05日03時37分  D=180mm、F=2700mm、Uranus-C、2.5×パワーメイト、ADC、SharpCap 4.1、100ms、Gain=600、1000フレームを50%、RegiStax 6でWavelet処理


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2025年7月 1日 (火)

土星と海王星の衛星 2025/07/01

2:50起床。
ほぼ快晴で薄雲も無いようでした。
今日は拡大はやめて土星と海王星の衛星を狙ってみました。

土星
Sat1_202506301802_0capture_lapl6_ap7
7月01日03時02分  D=180mm、F=2700mm、Uranus-C
土星の左にタイタンとディオネ、右にミマス、テティス、レア、下の方にイアペトゥス。この時間エンケラドゥスは土星の裏側でこの望遠鏡で撮影可能な7個同時は出来ませんでした。
現在の土星は地球からわずかに見上げるように見えているので衛星が輪の軸より上にある時は土星の手前側、下にある時は土星の後ろ側にいることになります。この時はタイタン、ディオネ、テティスが前側にいます。

海王星
Nep_202506301832_8
7月01日03時32分  D=180mm、F=2700mm、Uranus-C

海王星は露出オーバーで実際よりも大きく膨らんで写っています。その下方にある淡い点が衛星トリトン。
トリトンは月よりも少し小さく13.5等でミマスよりも暗いのでした。海王星の距離は36万キロ弱なのでほぼ地球ー月間と同じ。
海王星から地球が見えると月はこれと同じくらい離れて見えるということですね。


最後に直焦点で土星面を撮影。
Sat_202506301835_6
7月01日03時35分  D=180mm、F=2700mm、Uranus-C

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2025年6月30日 (月)

土星と海王星 2025/06/30

2:30起床。
晴れていましたが空の所々に北から流れ込む高い所の薄雲がありました。
関東地方は地上は太平洋高気圧に覆われていますが上空の高気圧は西日本に中心があり関東地方は東の縁にあたっていて北風に流されてくる薄雲の通り道になっています。
Nep_202506291805_2
6月30日03時05分  D=180mm、F=2700mm、Uranus-C、2.5×パワーメイト、ADC、SharpCap 4.1、80ms、Gain=600、2000フレームを80%、RegiStax 6でWavelet処理

昨日より条件が良かったようです。撮影フレームを増やしたところきれいにまとまりました。もうちょっとのところで衛星トリトンは写りませんでした。

Sat_202506291833_7
6月30日03時33分  D=180mm、F=2700mm、Uranus-C、2.5×パワーメイト、ADC、SharpCap 4.1、7ms、Gain=560、15000フレームを50%、RegiStax 6でWavelet処理

右側の輪の右下に衛星ディオネがかすかに見えます。

Sat_202506291847_0
シャッタースピードを長めにして土星周辺の衛星を撮影してみました。
左からテティス、エンケラドス、ディオネ、ミマス、レアの5個。見えている中で一番暗いミマスは13.3等ですがちょうど土星の右側に離れた位置だったので輪の明るさに埋もれずに写りました。

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2025年6月29日 (日)

土星と海王星 2025/06/29

3:00起床。
静かに晴れていました。空の透明度は今一つですが邪魔しそうな薄雲は無さそうでした。
最初に空が暗いうちに海王星
Nep_202506281832_7
6月29日03時32分  D=180mm、F=2700mm、Uranus-C、2.5×パワーメイト、ADC、SharpCap 4.1、80ms、Gain=620、1000フレームを80%、RegiStax 6でWavelet処理

今日は望遠鏡の揺れも無いので結像できました。

Sat_202506281851_3
6月29日03時51分  D=180mm、F=2700mm、Uranus-C、2.5×パワーメイト、ADC、SharpCap 4.1、20ms、Gain=510、10000フレームを60%、RegiStax 6でWavelet処理

真夏の気流で安定していました。西矩を過ぎたばかりなので右側の輪に土星本体の影が落ちているのが良く見えます。

 

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2025年6月28日 (土)

木星復活

合を終え太陽の後ろ側を通過した木星がSOHO衛星の画像に見え始めました。
20250627_0444





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